くらし 森市政 始動

4月13日の選挙で当選した森臨太郎市長が、4月21日、市民や市職員が出迎える中、初登庁しました。
任期は令和7(2025)年4月19日から令和11(2029)年4月18日までの4年間です。

■就任のご挨拶
第10代宝塚市長として令和7年4月19日に就任し、宝塚市役所を代表して、約22万人の宝塚市民のみなさまの命と暮らしを支えることになりました、森臨太郎です。

豊かな自然環境と伝統ある文化が融合する、わたしたちのまち宝塚。

世界は今、気候変動や地域紛争、少子高齢化、物価高など、大きな変動期を迎えています。わたしたちのまち宝塚も重大な分岐点に立っています。このような時代だからこそ、
「ひとりひとりにやさしい、ささえあいのまち宝塚」
という目標を見失わず、軸を貫く必要があります。そのためには、今までの経緯や現状に関する徹底的な分析と評価が重要です。それらを基に、市民と幅広い専門家が力を結集して中長期のビジョンを策定し、それに沿った改革をすることが必要です。

新しいものを次々に買い増やすのではなく、さまざまな方々の意見や経験を活かして十分な分析と検討を重ねたうえで、今ある豊かな自然環境と歴史ある様々な資源を工夫して連携し、最大限に活用すること、これが新しい宝塚への道しるべとなります。

宝塚で生まれ育った子どもたちが、その子らしく成長し、誇りをもって仕事や社会貢献をし、それぞれの希望に沿った家族をはぐくみ、文化と緑に癒され、そして安心して終(つい)の棲家(すみか)として暮らす。いのちを守り、暮らしを支え、その命と暮らしがずっと紡がれる宝塚を、市民のみなさまとともに創っていきたいと願っています!

森 臨太郎