子育て 〔Column〕学び育つ

■職員も保護者も安心できる保育環境に
市立川西北こども園 保育士 石田綾子さん

◇コミュニケーションで安心できる保育を
「朝夕保育の時間は、保護者の皆さんと顔を合わせるとても大切な時間です。しっかりとコミュニケーションを取ることで、安心した保育につながればと思っています」
そう話すのは、川西北こども園で働く石田綾子さん。現在は、朝担当の保育士として働いています。
「定年で一度仕事を引退しましたが、『まだ働けるのにな』と思っていました。ただ、体力的にフルタイムで仕事をするのは厳しいと感じていた時に、朝夕保育の仕事の話を聞きました。保育の仕事に変わりはないし、力になれると思い、もう一度働き始めました」

◇働き方の選択肢を広げる
現在は、朝7時から9時半まで働いている石田さん。主に、朝の準備や子どもを預かる体制を整えた後、1・2歳児クラスまでの子どもの保育を担当しています。
「送迎の時に、子どもの状況を聞き、担任の先生へ内容をしっかり引き継ぐことを意識しています。仕事が終わった後は、自分の好きなことをする時間もあるので、日々充実しています。無理なく仕事をしながら、やりたいことができるのは、今の働き方だからだと思っています」
市では、「働く=フルタイム」ではなく、自分のライフスタイルに合わせ、柔軟な働き方ができるように、業務時間の選択肢を広げる取り組みをしています。

◇人材確保の重要性
安心できる保育をめざすためには、人材を確保することが必要不可欠です。職員が充足すると、無理なく働くことができて、保育にもゆとりが生まれ、安心を感じられる保育につながります。
特に、共働き世帯の増加に伴い、朝や夕方の保育の需要が増える一方で、保育士が不足しているのが現状です。
市では、人材確保のために、多様な働き方を取り入れ、長時間勤務が困難な人や、ブランクがある人などが、資格や経験を生かしながら仕事ができるような体制を整えています。
「子どもたちからたくさん元気をもらえ、成長を見守ることができるやりがいのある仕事です。これからも、元気に働き続けたいです」

◆市立保育所・認定こども園 職員募集
安心して預けられる保育をめざし、保育を充実させるために早朝保育(午前7時から)と夕方保育(保育所は午後7時、こども園は8時まで)を受け入れています。
現在、早朝保育と夕方保育の職員を募集しています。一緒に保育に携わりませんか。

応募方法など詳しくはこちらから
※二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ:教育保育職員課
【電話】072-740-1242