- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県養父市
- 広報紙名 : 市広報やぶ 2024年11月号(第248号)
■10/12
▽胸張って後世に 門野バイパスが開通
養父市と宍粟市を結ぶ県道養父宍粟線の門野バイパスが開通し、記念式典やセレモニーなどが行われました。
養父宍粟線の大屋町宮本~門野間は、幅員が狭く、特に雪が降った際などは大型車のすれ違いが困難で、危険な状況が続いていました。
バイパス整備は平成30年度に始まり、今年10月に工事が完了。延長約1,560メートル、車道の幅は5.5メートル、片側1車線で、現在の県道を拡幅した区間には歩道が設けられています。
式典で、養父宍粟・森大屋線改良促進期成同盟会の三方豊司会長は「子や孫に胸を張って引き継いでいくことができる立派な道路ができた」とあいさつ。また、大屋小学校5年生の村田真叶(まかな)さんと和田雪葉(ゆきは)さんが「みんなで大切に使いましょう」と住民などに呼びかけました。
式典後には、周辺住民がバイパスを歩き、安全性や利便性の向上を喜びました。
■10/14
▽伝統つなぐ ネッテイ相撲
奥米地の水谷神社で秋祭りが行われ、伝統行事のネッテイ相撲が奉納されました。
国選択の無形民俗文化財、県指定無形民俗文化財になっているネッテイ相撲は、土俵や勝ち負け、行司はおらず、裃姿の舞い手が四股を踏み、悪霊を鎮めるものとされています。
2人の舞い手が声を上げて飛び上がると、集まった人から拍手が沸き起こりました。
■10/23
▽香り華やか 「仙櫻」蔵出し
5月に蔵入れを行った純米吟醸酒「仙櫻」の蔵出しを明延鉱山探検坑道で行いました。
仙櫻は、市内で有機栽培された酒米、氷ノ山の湧き水を使用し、宍粟市の山陽盃酒造(株)が製造。年間を通して一定の気温が保たれる坑道内の酒蔵「明寿蔵(めいじゅくら)」で熟成しています。
同社の壺阪雄一専務は「華やかな香りに仕上がった」と自信を見せました。
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