- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県朝来市
- 広報紙名 : 広報朝来 令和7年3月号
●第18話 チョコレートより花?
3月といえばホワイトデーを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、フランスにはホワイトデーという習慣がないのをご存知でしょうか?今回は、日本とフランスのバレンタインデーの過ごし方の違いをご紹介します。
まず、フランスではトリュフチョコはバレンタインではなく、クリスマスに食べるものです。バレンタインに贈るものとして一般的なのは、チョコレートよりも花、香水、アクセサリーなどです。昔はバラが定番でしたが、2月はバラの季節ではないため、最近ではチューリップなど、地域の花を使った花束を贈ることが増えています。特に男性が花を贈るイメージが強いですが、基本的にはお互いにプレゼントを交換したり、レストランで食事を楽しんだりします。このため、「お返し」の習慣であるホワイトデーは必要なく、そもそも存在しません。
フランスではこのようにバレンタインを祝うため、2月のデパートに並ぶチョコレートの数々を来日してから初めて見て、非常に驚きました。
人権推進課国際交流員:ボコブザ・ローラ