- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県朝来市
- 広報紙名 : 広報朝来 令和7年9月号
◆市内の高校生が働き方や暮らし方を学ぶキャリアトークカフェ開催
市は、6月26日(木)に和田山高校の1年生58人、7月16日(水)に生野高校の1年生32人を対象に、各高校でキャリアトークカフェを開催しました。
この取り組みは、高校生と市内などのさまざまな職種で活躍する人や事業所の皆さんが対話する中で、多様な価値観や魅力に触れ、将来を考える機会にしていくものです。
参加された事業所の皆さんからは、高校生の質問に対して自らの経験などをもとに働き方などをアドバイス。
参加した生徒は「いろんなお話を聞くことができた。お話していただいた内容をもとに将来につなげていきたい」と感想を話されました。
◆但馬初!災害時の医療救護活動に関する協定締結
8月6日(水)、市は朝来市医師会・南但歯科医師会朝来市歯科医療機関・一般社団法人但馬薬剤師会の3者と「災害時の医療救護活動に関する協定」を締結しました。
近年、地震や風水害などの災害が国内で激甚化・頻発化しており、大規模な災害が発生した際に迅速に被災者を救護できる体制づくりが求められています。そこで市は、関係機関と役割分担を事前に定めることが重要と考え、令和6年度から協議を重ね、このたび協定締結に至りました。
藤岡市長は「今回の締結により医療従事体制が整備され、救護活動の強化や二次災害の抑制にもつながる。今後も関係機関と協議を重ね、災害時に迅速に対応できるよう努めたい」と話されました。
◆市内中学生10人が姉妹都市アメリカ・ニューバーグ市を訪問
8月1日(金)から8日(金)までの8日間、朝来市内の中学生10人が、姉妹都市であるアメリカ・オレゴン州ニューバーグ市を訪れました。
5月に朝来市を訪れたシャヘイラムバレー中学校の生徒とともにニューバーグ市内を散策したほか、現地で活躍する日本企業を見学するなど、交流を深めました。さらに、ホストファミリーから家庭料理でもてなされたり、キャンプファイヤーを楽しんだりするなど、あたたかい歓迎を受けました。
1週間の滞在を通じて、中学生たちはアメリカの生活や文化、現地に住む人々の優しさに触れるなど、かけがえのない経験を得ることができました。
◆若者の声、市政へまっすぐ 令和7年度朝来市議会高校生議会開催
8月1日(金)、朝来市議会は、「令和7年度朝来市議会高校生議会」を開催しました。
生野高等学校・和田山高等学校の17人の生徒から一般質問があり、市政への理解を深めながら自らの視点で課題を見つめ、まちの未来について真剣に意見を交わす貴重な機会となりました。議会では、「朝来市の自然の魅力を子どもたちに伝える取り組み」や「朝来市の人口減少と少子高齢化対策」など、実体験に基づいた提案や質問がされました。
生野高等学校2年生の山本祐羽(やまもとゆう)さん(秋葉台2区)は、「すごく緊張したけど、リハーサルの時より上手くできて良かった」と笑顔で話されました。
◆環境を身近に楽しく学ぶ「あさご環境フェスタ2025」開催
市は、8月2日(土)、3日(日)にあさご・ささゆりホールなどで「あさご環境フェスタ2025」を、開催しました。
初日は増原直樹(ますはらなおき)氏(兵庫県立大学環境人間学部准教授)の講演に続き、粟鹿地域自治協議会や和田山高校が地域での取組事例を発表。その後、市長は2050年二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。夜には、生野で「オオサンショウウオ観察会」を実施しました。
2日目は、体験型ブースが会場いっぱいに広がり、親子連れの笑顔があふれるにぎやかな一日になりました。
市では今後も、こうした取り組みを通じて、持続可能なまちづくりを市民の皆さんとともに進めていきます。
◆ASAGO芸術音楽祭2025 彩音〜朝来の色・音・心をつなぐ〜
ASAGO芸術音楽祭2025実行委員会と市は、テーマを「彩音(さいおん)~朝来の色、音、心をつなぐ~」と題し、7月23日(水)から27日(日)までの5日間にわたり芸術音楽祭を開催しました。
今回、初めての試みとして、朝来市観光大使による、「音楽と伝統文化の共演」も行うなど、市制20周年を迎える記念すべき音楽祭として盛況となりました。
今後も、音楽の持つ魅力を通して新たな人と人との出会いが生まれ、未来を担う子ども達に夢と希望を与えることができるような、情熱ある音楽祭を開催していきたいと考えています。
◆かかしで地域活性化 第9回納座元気村かかし祭り開催
8月4日(月)から22日(金)までの間、朝来町納座にて「第9回納座元気村かかし祭り」が開催されました。
この祭りは、地域の活性化を目的に区民の皆さんが取り組んでいるもので、今回で9回目を迎えました。地域内の田畑や民家に18体のかかしが立ち並び、万博公式キャラクターのミャクミャクや大河ドラマなど、旬の話題を題材にしたユニークな作品が、住民や地域を訪れた人たちの目を楽しませました。
中でも、コメをテーマにした作品が多く展示され、開催期間中に行われた「かかし総選挙」では、コメの高騰を風刺した「待て!新米ドロボー」が最優秀賞に輝きました。
※画像など詳しくは本紙をご覧ください。
