くらし 〔市長室だより〕自主自立のまちづくりに向けて

寒さもようやく和らぎ始め、日ごとに春めいてまいりましたが、今年の冬は例年にない大寒波の影響で、全国各地で大雪となり、宍粟市の北部におきましても連日のように降雪となりました。こうした中、自助、共助のもと、除雪作業などにご尽力いただきましたこと心から感謝を申し上げます。
さて、先月22日の「令和6年宍粟市スポーツ協会スポーツ功労賞授賞式」では17人が受賞されました。それぞれ全国大会や近畿大会に出場を果たされ、市民の皆さまに夢や希望を与えていただくとともに、宍粟市のスポーツの振興と発展にも大きく寄与いただきました。今後の更なるご活躍を期待しております。
また、24日には千種町において新たなまちづくり組織「ちくさええとこ協議会」の設立総会が開催されました。千種町ではこどもから高齢者まで多様な人たちの意見交換の場「ちくさええとこ未来会議」が実施されており、今後、ちくさええとこ協議会を中心に地域の思いの具現化、さらには地域課題の解決など、自主自立のまちづくりに大きく前進されるものと思っております。設立に至るまで、千種町連合自治会をはじめ、千種まちづくり推進委員会、そして関係者の皆さまのご尽力に心から敬意を表します。今後ともお力添えのほどよろしくお願いいたします。
2月末には市内3校の高等学校で卒業式が行われました。今月に入り、小中学校、幼稚園、保育所、こども園で順次卒業・卒園式が行われています。新しいステージに踏み出すこどもたちの飛躍を心から願っています。
季節の変わり目を迎えますので、体調には十分に気をつけていただき元気にお過ごしください。

宍粟市長　福元　晶三