- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県宍粟市
- 広報紙名 : 広報しそう 2025年5月号(242号)
■福元市長が4期目迎え初登庁「10年後、20年後も持続可能な宍粟に」
4月27日の宍粟市長選挙の結果、4選を果たした福元晶三市長が5月7日に初登庁しました。市役所の玄関前では職員らが出迎え、福元市長は花束を受け取ると笑顔で応じました。幹部職員らに向けた訓示では「10年後、20年後も持続可能な宍粟のために、みんなでがんばっていこう」と語りかけ、地域医療体制の充実や子育て・教育環境の充実、地域に誇れる資源を活かしたまちづくり、「まちづくりはひとづくり」を原点とした少子高齢化・過疎化対策、健全な行財政運営の5つのビジョンを掲げました。
■観光大使にフォトグラファー菊地さん「宍粟の魅力を写真でつなぐ」
フォトグラファーとして活動を行う千種町の菊地周星さんが4月18日、市の観光大使に任命されました。菊地さんは日本武道館での有名アーティストのコンサート撮影をはじめ、カメラマンとして東京を中心に幅広く活動しています。ラジオ番組のパーソナリティを務めた経験などを活かし、市のケーブルテレビ「しそうチャンネル」でカメラマン兼リポーターとしても活躍中。持ち前の明るさと軽快なトークで番組を盛り上げています。菊地さんは「ファインダーからのぞいた世界を切り取って、宍粟のさまざまな魅力を市内外につないでいく」と意気込みました。
■火災の延焼を的確に阻止 波賀町の山田さんに感謝状
建物火災の延焼防止に貢献したとして、西はりま消防組合は波賀町の山田博史さんに消防長感謝状を贈りました。同署などによると、山田さんは3月、帰宅途中に山崎町の住宅敷地内で物置が燃えているのを発見。所有者に火災を知らせるとともに、現場近くの消防団分団庫に備え付けてある消火器を使用して初期消火を行いました。さらに、敷地内の水道ホースも利用するなど、消防隊到着までの迅速で的確な行動が、建物への延焼を防ぎました。同組合の中川裕文消防長は「迅速な対応に感謝しています」と称え、山田さんは「お役に立ててよかった」と話しました。
■キャンプ場施設を活用した地域活性化 協力隊に西脇市出身の釜須さん就任
地域おこし協力隊に西脇市出身の釜須優夢(かますゆめ)さんが新たに就任しました。釜須さんは山崎町小茅野にあるキャンプ場「山崎アウトドアランド」を活用した地域活性化に取り組みます。釜須さんは宍粟市を訪れた際に、地域おこし協力隊の制度を知り、ミッションへの挑戦を決意。趣味である写真撮影を活かし、キャンプ場にいる生き物や植物、風景をSNSでPRすることや子ども向けイベントの開催などを考えています。釜須さんは「山崎アウトドアランドをより魅力的な施設にして、市内外のたくさんの人に知ってもらいたい」と意気込みます。
■神野小5年 宇田さん ブレイキンで準優勝
神野小学校5年の宇田朱々菜(すずな)さんが3月30日、石川県で開催されたブレイクダンスの小中学生日本一を決める大会「JAPAN BREAKIN’CUP 2024」の女子小学生高学年の部に出場し、準優勝の成績を収めました。大会について宇田さんは「毎日の練習成果が出せてうれしかったが、悔しくもあった。次回こそは優勝をめざし、苦手な回転技を強化したい」と力強く話しました。
■ママのためのピラティス教室
「ママのためのピラティス教室」が4月22日、はがてらす小ホールで開催され、8組の親子が参加しました。講師の淵上良子(ふちがみよしこ)さんからピラティスの姿勢改善効果や良質な睡眠へつながるポイントなどを教わり、親子でピラティスを体験しました。参加者は「普段は動かさない部分をほぐすことができて気持ちよかった」と笑顔でした。