- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県宍粟市
- 広報紙名 : 広報しそう 2025年5月号(242号)
■野球の県代表で全国へ 山崎町の塚本さん、波賀町の谷尻さん、一宮町の世良さん
兵庫山崎リトルリーグに所属する山崎西中学校1年の塚本心さんと波賀中学校1年の谷尻流星さん、一宮北中学校1年の世良太晴さんの3人が5月に茨城県で開催される「第13回インターミディエット全日本リトルリーグ野球選手権大会」に兵庫県代表として出場します。チームのムードメーカーというキャプテンでキャッチャーの塚本さんは「全国優勝をめざす」と力を込め、バントの技術に自信を持つセカンド・ライトの谷尻さんは「自分の力を出し切る」、長打が持ち味というレフトの世良さんは「チームを引っ張っていく」と意気込みます。
■特殊詐欺を未然に防止郵便局員2人に感謝状
特殊詐欺を未然に防いだとして、宍粟警察署は山崎神野郵便局の鶴崎和史(本紙写真中)局長と谷口妙子(本紙写真左)さんに感謝状を贈りました。同署などによると、3月25日、市内の高齢男性が郵便局を訪れ、携帯電話のスピーカー機能で通話しながら、ATMの操作をしていました。鶴崎さんが不審に思い声をかけると、男性は「還付金の手続きのため」などと話したことから、詐欺だと確信し振り込み手続きをやめるよう説得しました。谷口さんが110番通報を行い、駆けつけた警察官に事情を説明。鶴崎さんは「1人でも被害に遭う人を少なくできれば」、谷口さんは「詐欺被害を身近に感じた」と話しました。
■宍粟の魅力をPR ブランドアンバサダーに橋元さん、上山さん
宍粟の魅力をPRする「しそうブランドアンバサダー」に姫路市の橋元稚子(わかこ・本紙写真左)さんと山崎町の上山奈都実(なつみ・本紙写真右)さんが就任しました。しそう森林王国観光協会が性別にかかわらず活動ができるようにと「しそう森林王国女王」から改称して4代目となります。任期は来年3月末までで、イベントやメディア出演を通じて、市の魅力をPRします。橋元さんは「宍粟には山登りや趣味のバイクでよく訪れる。ファンの1人として、市外の人たちにも魅力を発信する」。上山さんは「新しい宍粟の魅力を見つけて、発信していきたい」と笑顔で話します。
■山崎南小学校が開校 児童ら新たな一歩踏み出す
再編で旧城下、旧戸原の両小学校が一つになった「山崎南小学校」の開校式が4月7日、同校で行われ、児童らは新たな歴史の一歩を踏み出しました。式典には全児童と地域や学校の関係者ら約50人が出席。市長が開校を宣言し「新しい仲間や地域とともに成長してほしい」と述べ、中田直人教育長と山本哲史校長が児童らにエールを送りました。児童代表があいさつで「仲間を思いやり、個性を高め合いながら、良い学校をつくっていく」と決意を新たにしました。このあと新しい校歌と校章が披露されたほか校旗の引き渡しが行われました。
■復活の味わい今年も 地酒「三笑」蔵出し式
かつて山崎町で醸造されていた、日本酒「三笑(さんしょう)」の蔵出し式が4月10日、一宮町の庭田神社で開かれました。三笑は本家門前屋が1830~1977年に醸造していた銘柄で、2018年に地元の2つの酒蔵が地域活性化のために復活させ、以来毎年市内限定で販売されています。この日は関係者約30人が集まり、鏡開きで繁盛を祈願。老松酒造の前野久美子専務は「すっきりとした辛口に仕上がった」と今年の出来を評価し、山陽盃酒造の壺阪雄一専務も「非常にフレッシュで飲みやすい味に仕上がった」と話しました。
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