- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県宍粟市
- 広報紙名 : 広報しそう 2025年11月号(248号)
総合病院の佐竹信祐院長が「へき地医療貢献者表彰」を受賞し、伝達式が10月17日、市役所で行われました。へき地医療貢献者表彰は全国自治体病院開設者協議会と全国自治体病院協議会が毎年実施しているもので、医療確保が困難な地域で15年以上にわたり医療提供に尽力した医師に贈られるものです。伝達式で佐竹院長は「へき地医療拠点病院としての役割を一層果たすとともに、次世代を担う医療人材の育成にも取り組んでいきたい」と今後の決意を力強く語りました。
■受賞の経緯 (引用:全国自治体病院協議会による功績文)
平成16年9月から約20年間、総合病院において外科医として勤務。外来・入院診療に加え、来院が困難な高齢者への在宅診療を行うなど、地域住民の健康保持や公衆衛生活動に大きく貢献。その後、外科部長、診療部長、地域連携室長、副院長を歴任し、平成30年に院長に就任しました。千種診療所や波賀診療所など、へき地診療所での応援診療にも携わり、医療資源の限られた過疎・山村地域において、継続的に診療体制を維持し、住民が安心して医療を受けられる環境の確保にも尽力。
総合病院は佐竹院長の方針のもと、地域に不可欠な救急医療や小児・周産期医療にも積極的に取り組み、救急医療では365日24時間体制で救急外来患者を受け入れ、その応需率は令和5年度以降常に87パーセント以上と、高い水準を維持している。
また小児科においても、通常診療に加えて休日午前の応急診療を実施し、地域の小児医療を支えることで、へき地医療拠点病院としての役割を果たしている。
現在も、佐竹院長自ら在宅診療や救急外来、当直業務に従事し、医療現場の最前線で地域医療を支える姿勢を貫いている。
■新病院整備工事 10月の進捗状況
10月の工事は建物周囲の盛土工事が継続され、建物基礎下の地盤を強固にする地盤改良工事が始まりました。
・工事についてくわしくはコチラ
※本紙二次元コードよりご覧ください。
