くらし (Uターンで活躍する若者たち)私が佐用(ここ)を好きな理由 Vol.7

◆佐用の『ええとこ』を全国へ発信
佐用のことをもっと知ってもらいたいんです そう語るのは、一昨年帰郷し、実家のギフトショップを手伝いながら、ウェブサイトを通じて町の魅力を発信する重田(じゅうだ)直人さん。
中学生の頃、テレビドラマの影響で「いつかは起業したい」と夢を描いていた重田さん。高校生になると『地方創生』が話題となり、「田舎の佐用にいながら起業し、まちづくりに関わりたい」という思いが一層強まりました。
大学では経営学を学びながら、実家の歴史を調査。すると、百年以上続く老舗であることを知ります。「このお店を続けなければ」と考える中で、長寿企業の秘訣が定期的な事業転換にあることに気付きました。「今ある業態から新たな挑戦をすることも起業だ」と確信し、佐用で働く決意を固めます。
卒業後は、企業の地方進出や過疎地域のまちづくりを支援する会社に就職。地方創生を学びながら、得た知識を佐用町に活かす方法を模索しました。その性」に気付き、帰省のタイミングで佐用町の魅力を発信するサイト「ええやんサヨウ」を立ち上げました。
「町民にはあまり見てもらえていませんが、ターゲットは町外です」と語る重田さん。特別な宣伝はせずとも口コミで広がり、現在では全国から月に1万件以上のアクセスがあります。その影響もあってか、商店街にある実家のギフトショップにも「サイトを見ておみやげを買いに来る観光客が増えた」と手応えを感じています。
現在は地元の友人と会社を立ち上げ、町の特産品を活かした新たな製品開発にも挑戦中。まずは、ひまわりオイルを作る際に出る種の搾りかすを利用したまわりコーラ』の開発を進めています。「うまくいけば、佐用もち大豆や三日月高原ぶどうにも応用でき、町をもっと知ってもらう新たなツールになるはず」と、今後の展開にも意欲を見せます。
情報発信から地方創生へ重田さんの挑戦は、まだ始まっばかりです。
結果、「情報発信の重要性と可能性」に気付き、帰省のタイミングで佐用町の魅力を発信するサイト「ええやんサヨウ」を立ち上げました。
「町民にはあまり見てもらえていませんが、ターゲットは町外です」と語る重田さん。特別な宣伝はせずとも口コミで広がり、現在では全国から月に1万件上のアクセスがあります。その影響もあってか、商店街にある実家のギフトショップにも「サイトを見ておみやげを買いに来観光客が増えた」と手応えを感じています。
現在は地元の友人と会社を立ち上げ、町の特産品を活かした新たな製品開発にも挑戦中。まずは、ひまわりオイルを作る際に出る種の搾りかすを利用した『ひまわりコーラ』の開発を進めています。「うまくいけば、佐用もち大豆や三日月高原ぶどうにも応用でき、町をもっと知ってもらう新たなツールになるはず」と、今後の展開にも意欲を見せます。
情報発信から地方創生へ 重田さんの挑戦は、まだ始まったばかりです。