- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県佐用町
- 広報紙名 : 広報さよう 令和7年9月号
長生きできても、元気に動ける時間が短ければもったいないですよね。9月は「健康増進普及月間」。平均寿命と健康寿命の違いを知って、毎日の健康づくりを一緒にはじめてみませんか。
●平均寿命
「生まれてから亡くなるまでの長さを平均したもの」が「平均寿命」です。健康なときも、不健康なときもすべて含まれます。
●健康寿命
「日常生活を制限されることなく送れる期間」が「健康寿命」です。介護が必要になったり寝たきりになったりせず、心も体も元気に過ごせる期間のことです。
参照:健康寿命の令和4年値について(厚生労働省)
◆データに潜む「不健康な期間」
厚生労働省の令和4年のデータでは、平均寿命と健康寿命のあいだに大きな差があります。つまり、その差は「元気に過ごせない期間」。この期間が長くなると、介護や医療費の負担が増えたり、生活の質が下がったりしてしまいます。
◆生活を見直すことから始めましょう
この「不健康な期間」を短くし、健康寿命を延ばすには、まず生活習慣を見直すことが大切です。
(1)適切な食生活で体の中から健康に
野菜や果物、タンパク質を積極的に摂り、塩分や脂質は控えめに。バランスの取れた食事が健康づくりの基本です。
(2)適度な運動で体を動かす習慣を
毎日10分多く体を動かすことから始めましょう。日々の運動習慣が病気のリスクを下げます。
(3)良質な睡眠とストレス管理を
十分な睡眠と上手な気分転換が心身の健康につながります。自分に合った解消法を見つけましょう。
◆健康寿命を延ばし、人生をより豊かに
健康寿命を延ばすことは、人生百年時代を楽しく生きるための大きなポイントです。今日からの小さな一歩が、未来の自分を支える力になります。この健康増進普及月間をきっかけに、生活習慣を見直し、健康寿命を延ばす一歩を踏み出してみませんか。
問い合わせ:健康福祉課
【電話】82-0661