健康 「薬と健康の週間」お薬のこと、聞いて安心。正しく使って、健康に!

■10月17日(金)から23日(木)は「薬と健康の週間」
病気やけがを治すのに役立つ「薬」。しかし、正しく使わなければ思わぬ健康被害を引き起こすこともあります。十分注意をして、正しく薬を使いましょう。

◆かかりつけの薬局をつくりましょう
かかりつけの薬局をつくることで、処方薬のことや体質、体調変化などをまとめて把握してもらいやすくなります。
薬剤師への相談は処方せんを持参していない場合も可能です。薬の整理や管理で困っている場合などは、相談しサポートを受けることができます。

◇かかりつけ薬局のメリット
(POINT 1)飲み合わせチェックで安心
複数の病院にかかっている場合でも、薬の飲み合わせや重複をチェックしてもらえるので、副作用や飲み間違いを防ぎやすくなります。

(POINT 2)薬も健康もまるごと相談
薬のことだけでなく、健康や生活習慣についても相談でき、体調に応じたきめ細かなサポートを受けられます。

(POINT 3)もしもの時も頼れる
災害や旅行に備えてお薬を用意する時や、在宅での療養が必要になった時も、薬の管理や説明を受けることができます。

◆ポリファーマシーを知っていますか?
単に処方薬の数が多いというだけでなく、薬の多さが原因で、有害事象や飲み間違い、不要な処方、過量や重複投与などの不適正な処方につながる状態をいいます。
高齢者では、処方される薬の種類が6種類以上になると、有害事象のリスクが高まります。これを防ぐためには、お薬手帳を活用し、点眼薬や外用薬、OTC医薬品(サプリメントなどの市販薬)も含め、使用中の薬や服薬状況、持病について医師や薬剤師に伝えることが大切です。

◆余った薬があれば相談しましょう
飲み忘れや病院受診の間隔などによって薬が余ることは誰しも起こります。このように余った「残薬」の金額は年間500億円にもなると言われ、社会問題になっています。
残薬は薬局に相談すると整理をしてもらえ、医療費の節約にもなります。飲み忘れが続いたり、自己判断で使用を中止したりすると症状が悪化することもあるので医師や薬剤師に相談しましょう。

問い合わせ:健康福祉課
【電話】82-0661