- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県新温泉町
- 広報紙名 : 広報しんおんせん 令和7年9月号 vol.240
初夏から秋にかけて台風が発生しやすく、台風の前線の影響で大雨、洪水、暴風、高潮等による自然災害が発生しやすい季節です。近年は、短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨も頻発しています。日ごろから家族や近所の人たちと避難のタイミングや方法について話し合っておくことは非常に大切なことです。「自分たちの命は自分たちで守る」気構えを持ち、日ごろから準備を行いましょう。
■いつ起こるかわからない災害に備えて
台風は時として非常に大きな被害をもたらしますが、事前に台風の大きさや進路を予測し、気象情報として発表される体制が整っているため、事前の備えを十分に行えば、被害を未然に防いだり、軽減させることが可能です。
▽不要不急の外出は避けましょう
台風接近中(暴風・豪雨・高潮・土砂災害の恐れがある時)は、基本的に外出は控えましょう。
・見通しの悪化や飛来物の危険があります。
・河川や海岸、増水した用水路など危険箇所には絶対に近づかないでください。
・足元が見えない場所では転落や流される危険があります。最
▽新情報を確認しましょう
・気象庁や自治体発表の『台風情報』、『注意報・警報』をこまめにチェックし、進路や風速、降雨量などを把握しましょう。警戒レベルへの対応も確認してください。
・スマホの防災アプリ(ひょうご防災ネット)などやラジオを活用し、停電時も情報入手できるよう備えておくと安心です。
▽安全対策を徹底しましょう
屋外では:
・植木、物干しなど風で飛びそうなものは室内へ移動するか、しっかり固定しておきましょう。
・側溝、雨どいは掃除をし、水はけをよくすることで浸水のリスクが軽減されます。
室内では:
・雨戸やシャッターは鍵をかけましょう。
雨戸がない場合は厚手段ボールや飛散防止フィルムでガラスの飛び散りを防ぎましょう。また、カーテンやブラインドをおろすことで破損時の危険を減らせます。
▽危険箇所・避難場所を確認しましょう
・防災マップで自宅周辺の浸水・土砂災害のリスクや避難所を確認、避難ルートは複数用意しましょう。
・家族や近隣と連絡方法や集合場所を共有し、災害用伝言ダイヤル【電話】171なども使えるように慣れておくことが重要です。
―災害用伝言ダイヤル(171)とは
大規模な災害が発生した場合『声の伝言板』(安否情報)の役割をするNTTの電話サービスです。被災地とその他の地域の人々との間なので、伝言の録音・再生を行うことができます。
問合せ:町民安全課危機管理室
【電話】82-5621