- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県新温泉町
- 広報紙名 : 広報しんおんせん 令和7年9月号 vol.240
災害時は物流機能の停滞により、特殊食品が手に入りにくくなることが想定されます。赤ちゃんや高齢者をはじめ、配慮が必要な方のための食品備蓄を始めましょう。また、水も赤ちゃんから高齢者まで全ての方々に必要です。必ず備えましょう。飲料水として1人当たり1日1ℓの水が必要です。調理等に使用する水を含めると3ℓ程度あれば安心です。
■要配慮者のための食品備蓄のポイント
▽乳児・乳幼児の方
・粉ミルク、液体ミルク
・哺乳瓶または紙コップ
・ベビーフード
・レトルトのおかゆやご飯
・缶詰、フリーズドライ食品
・好物の食品、飲み物など
▽慢性疾患の方
・代謝性疾患、高血圧症の方
一般の食事と共通した備えをして献立を工夫しましょう。
糖尿病の方は、低血糖対策のブドウ糖を含む食べ物(ラムネなど)を準備しておきましょう。
・腎臓病の方
低たんぱく、低カリウムのレトルト食品などを多めに備えておきましょう。
▽高齢者の方
・レトルトやアルファ化米のおかゆ
・缶詰、レトルト食品
・インスタント味噌汁
・栄養補助食品
・缶スープ、野菜ジュースなど
▽食べる機能(噛む・飲み込む)が弱くなった方
・やわらかいレトルトご飯
・レトルトおかゆ、介助用食品
・とろみ剤
・好物の食品、飲み物など
使い慣れた食具やキッチンバサミも準備しましょう。
買い置きした食品は、賞味期限や消費期限をチェックし、日頃の食生活で活用しながら無駄なくサイクル保存する『ローリングストック』をしましょう!
(例)缶詰、カップ麺、水、乾電池
災害時、水が貴重になります。耐熱性のポリ袋(高密度ポリエチレンの素材)に、限られた食材と水で湯せん調理する方法『パッククッキング』についても町では普及啓発しています。
問合せ:健康課健康推進係(すこやか~に内)
【電話】99-2940