健康 感染症を予防しましょう!

感染症を予防するには咳エチケットや手洗いなど、普段からの感染症対策が重要です。改めて基本的な感染症対策を確認して、感染予防に取り組みましょう。
特に、高齢の方や基礎疾患のある方が感染すれば重症化リスクも高まります。高齢者や持病がある方に会う際は、体調管理をいつもより気をつけましょう。

■主な感染症
▽RSウイルス感染症
軽いかぜに似た症状ですむこともあれば、重症化して肺炎や細気管支炎などを起こし入院が必要になる場合もあります。大人であれば感染してもかぜの症状ですむことが多いですが、新生児や乳幼児が感染すると重症化しやすい特徴があります。

▽インフルエンザ
1~3日の潜伏期間を経て、38℃以上の発熱、せき、悪寒、のどの痛み、関節痛、全身倦怠感、頭痛などの症状があらわれるのが特徴で、あわせて鼻水やせきの症状もみられます。

▽ノロウイルス
潜伏期間は1~2日程度。主な症状は吐き気、嘔吐、下痢です。軽い発熱に加え、腹痛、頭痛、悪寒、筋肉痛、のどの痛み、倦怠感などを伴うことがあります。

■感染症対策の基本
▽手洗い・手指消毒
流水・石鹸による手洗いは手指など体についた病原体を除去するために有効な方法であり、感染症対策の基本です。手指用の消毒用アルコールを使用することも効果的です。

▽マスクの着用や咳エチケット
マスクの着用は本人の判断ですが、他人を感染させない効果や自らが感染するリスクを下げる効果があります。他人に感染させないために咳やくしゃみをする際はマスクやハンカチなどを使用し口や鼻をおさえるなどの咳エチケットを心がけましょう。

▽健康管理
感染症の予防のため、また感染症を重症化させないためには、日々の健康維持が重要です。生活習慣を整え、規則正しい睡眠習慣を身につけることで、心身の健康保持や免疫力の向上につながります。自身の運動能力に応じ、適度な運動も心掛けましょう。特に基礎疾患のある方は、かかりつけ医のアドバイスを参考に体調管理に気をつけましょう。

▽予防接種
ワクチンで予防できる感染症もあります。適切なタイミングでワクチンを接種することによって、感染症から身を守ることもできます。

体調不良や下痢・嘔吐・発疹などの症状がある時は、早めに医療機関を受診し、無理せず自宅で療養しましょう。

問合せ:健康課健康推進係(すこやか~に内)
【電話】99-2940