- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県宇陀市
- 広報紙名 : 広報うだ (2025年2月号)
■男女は対等なパートナー
皆さんは、「家事」や「育児」、「仕事」と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?
令和4年度の内閣府の調査では、「家事・育児は女性がすべき」と答えた方が約20%、また、「受付・接客・応対は女性の仕事」と言われたことがある方は約30%に及びます。
例えば、家事について考えてみましょう。毎日の食事の支度や洗濯、掃除などの家事は、私たちの生活に欠かせない仕事です。一人ひとりができることをしながら、家族みんなで協力し合うことで、快適に生活することができるのではないでしょうか。また、職場についてはどうでしょう。職場の中でも男女は対等なパートナーです。これは女性(男性)の仕事と決めつけるのではなく、本人の事情などをふまえて、思いやりの気持ちを持って分担していくことが大切です。
自分の持つ無意識の偏見や思い込みを完全になくすことは難しいですが、それでも無自覚に誰かを傷つけたりしないために、一人ひとりが自分の中の思い込みを見つめ、時代の変化に応じて考え方や価値観を見直していくことが男女共同社会を実現していくうえで大切です。
この機会にお互いの役割のことや自らの意識などについて今一度考えてみましょう。
問合せ:人権推進課
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