- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県山添村
- 広報紙名 : 広報やまぞえ 令和8年2月号
〔質問〕三宅正行 議員
▽女性職員及び障害者の採用について
職員の男女割合について、村民は半分以上女性であり、かつては女性の課長もおられた。意図した結果ではないと思うが、女性職員の割合が少なくないか。
また、障害を持つ方の採用はどうか。令和8年度から、障害者雇用率3パーセント以上と厚生労働省で定められた。女性の活躍、障害者の雇用は多様性の発展でもある。村長のお考えは。
〔答弁〕野村 村長
女性職員の割合について、庁内の正職員54名、そのうち女性職員は12名で、比率は22%となっている。地方公務員の採用時女性比率は約40%であり、その比率と比べると少ない傾向にある。採用時は、その受験者の学力、経験、能力などを総合的に判断し、男女の区別なく合否を判断しており、結果的に現在の男女比率となっている状況である。今後は、すべての職員が子育て、介護等の事情により退職をしなくてもよい、働きやすい職場づくりを目指すとともに、特に女性職員にとって魅力のある職場にすることで、職員全体の女性比率向上に努めてまいる。
次に障害を持つ方の採用について、村では退職者の補充を最優先にしており、最近の社会情勢の多様化に伴う業務増大に対応すべく職員採用を進めている。現在も来年4月採用職員の採用試験に向け準備を進めている。今後、障害を持つ方の採用試験については、国、県の方針を理解するとともに、他の市町村の状況も踏まえ対応してまいりたいと思う。なお、現在山添村役場において、国の基準の障害を持つ方の雇用者数については、基準を満たしている状況である。
〔質問〕野村信介 議員
▽中学生のクラブ活動について
教員の働き方改革に伴い、中学生の部活動が地域クラブ活動へ移行しつつある。特に週末の部活動は、保護者や民間の関係者に委ねられる計画だと聞いている。その場合、各家庭の時間や金銭的負担は、少子化著しい当村では、子供数の多い地域よりも高くなると危惧する。また、この移行準備に混乱を生じている市町村もあると聞く。クラブ活動の指導者の確保も懸念する。子供たちにより充実した部活動、そして保護者に負担が増えないものにするために、村の準備はいかほどか。
▽山添分校について
村長と教育長は、山添分校の令和8年度の入学試験を実施しないと決めたが、関係者への説明は行き届いているか。すでに、分校の生徒と保護者会に丁寧な説明をするよう要望したが、さらに、生徒たちの出身地の教育委員会などにも、なぜ入学試験を実施しないのか、丁寧な説明をすべきであると考えるが、村長・教育長のお考えは。
〔答弁〕池住 教育長
奈良県の部活動地域移行は、教員の働き方改革と子どもの多様な活動機会の確保のため、令和8年度からは休日における教員による学校部活動の指導を廃止する方針である。保護者の皆様からは、指導者の確保や試合の引率など、金銭的・時間的負担が増えることへの懸念があることは十分に承知している。部活動への参加は生徒の自主的・自発的な意思に基づくものであり、全員が必ず加入するものではなく、山添中学校でも、全生徒が加入をしているわけではない。部活動地域移行により、現在は参加していない生徒を含め、全員がより公平な機会を得られるかといった視点のもと、特定の種目に配慮するではなく、生徒が自身の興味や生活環境に合わせて、活動するかしないか、どの活動を選ぶかを自由に選択できることがこれからのスタイルになる。部活動が、地域クラブの活動へ移行するということは、学校教育の一環であった活動が社会体育活動の位置づけとなる。社会体育組織である村スポーツ協会や既存スポーツクラブには、既に一般の方々や中学生小学生も参加し、活動しているクラブがいくつもある。そのようなクラブを始めとして、全体的支援を検討していくことが、児童生徒のみならず、村民全体のスポーツ活動の質の向上や、選択肢を増やすことになると考えている。なお、ご指摘の金銭的な負担については、各クラブの活動の実状に合わせた参加費を集めているところである。また、指導者の確保についても苦労されているとの声も聞いている。特に休日の指導に皆様方のご協力が必要であり、よろしくお願いする。
次に山添分校について、村教育委員会で既に令和8年度以降の入学生の募集をゼロと定めたので、本年の奈良県立高等学校入学者選抜実施要項には掲載されていない。また、その旨、文書にて奈良県教育委員会、伊賀市名張市の各教育委員会及び、奈良県内公立私立を問わず全ての中学校高等学校等に対して各市町村教育委員会等を通じて周知をお願いした。ただし伊賀市名張市の両教育委員会に対しては、県外ということもあり、平素から特に分校に関わって連携を密にしている。また、生徒、保護者、出身の教育委員会に対して説明にうかがうことは考えていないが、学校長と十分、意思疎通を図りたいと思う。なお、募集の停止について、保護者、各中学校及び各教育委員会等からの問い合わせがあったとの報告は私の耳に届いていない。
