イベント 〜高取で頑張る『高取人』〜ふるさとを愛する新成人

1月12日、リベルテホールで二十歳のつどいを開催しました。
今年、二十歳となるのは、平成16年4月2日から平成17年4月1日に生まれた49人。華やかな着物や真新しいスーツを身にまとい、友人との再会を喜び合いました。
式典では、中川町長と新澤議長がお祝いの言葉を贈り、二十歳の幸田和也さんに記念品を贈呈しました。
二十歳を代表して、土井春歌さんが大きな声で力強く二十歳の誓いを述べました。
「本日は私たちの二十歳の門出に対し、このような盛大な式典を催していただき、誠にありがとうございます。また、町長様をはじめご来賓の方々にご臨席いただき、お祝いや激励の言葉をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。
二十歳という大きな節目を迎えることができたのは、この高取町で出会った仲間、先生方、地域の皆様、そしてたくさんの愛情を注いで育ててくれた家族がいたからです。今日こうしてこの場にいれることは皆様のおかげであることを深く感謝し、ごあいさつを申し上げます。この町で生まれ育った私たちは今、この町を出て大学に進み勉学に励んでいる人、また就職して毎日奮闘している人もいます。こうして知らなかった世界に踏み入れることで一歩ずつ一歩ずつ大人に近づいていると感じます。高取町へ帰ってくるとなぜか落ち着く、温かい場所だと感じます。これからもそんな居心地のいい高取町であるために、社会の一員として貢献していきたいと思います。
私事ではありますが、先日祖父が他界しました。振袖姿を直接見せられなかったことがとても残念ですが、どこかで必ずこの姿を見てくれていると思います。目が見えなくても来てくれたおばあちゃん、そして亡くなったおじいちゃんに素敵な振袖を身にまとい今日こうして二十歳を代表してこの場に立つ姿を見せられたことが何よりも私の幸せです。
今日から晴れて大人の仲間入りをします。まだまだ未熟な私たちですが、多くの方々への感謝を忘れず、これからも前に進みながら色んな世界と出会っていきたいです。これからもたくさん迷惑を掛けると思いますが、ご指導ごべんたつをよろしくお願いいたします。最後になりますが、ご参列の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、あいさつとさせていただきます。」

※二十歳の思い は本紙をご覧ください。