その他 退任のご挨拶

◆丸上晶 前教育次長
私は長年、高校教育界に身を置いてきましたが、ここ吉野町にて0歳から15歳の成長著しい「町の宝もの」の保育・教育に微力ながら携わることができ、「教え育む喜び」を再認識させていただきました。また、子どもたちを温かく見守り教育活動に尽力されている、町民の方々の姿を何度も垣間見ることができ、「吉野の子育ての矜持」たるものを感じることができました。
昨今、学校では様々な教育課題が噴出し、悩ましい現状に晒されておりますが、そうした難局を乗り越えるためにも、保護者・教職員・地域の方々が互いの子育てを尊重し、補完し合う姿勢がとても大事だと感じています。陰ながら、吉野の子どもたちが明るい未来に羽ばたいていくことを祈っています。吉野町教育委員会を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

◆小原壮平 前参事
3月末をもちまして、参事を退任いたしました。初めての基礎自治体での勤務でしたが、住民生活に直結した業務を経験させていただき、自身の幅が広がったと感じております。中でも、町の将来に関わる旧吉野小学校学校跡地利活用事業や新庁舎整備事業に携わることができ、至らない点も多かったとは思いますが、事業の前進を見届けることができ、個人的な感想で恐縮ですが安堵しております。
現在、少子高齢化・人口減少が進む厳しい状況にはありますが、明るい兆しも見えてきており、これからが将来の吉野町を方向付ける勝負の時であるとともに、各施策・事業が必ずや良いまちづくりにつながるものと確信しております。
最後に、皆様のご多幸と、吉野町が今後も力強く歩み続けていかれることをお祈りして、退任のご挨拶とさせていただきます。

◆和田圭史 前副町長
この度3月31日をもちまして、副町長を退任させていただきました。昭和55年に吉野町に奉職以来45年間の長きにわたり、務めさせていただいた在職中は、皆様方に格別のご厚情とご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。
副町長在職中には、緊急対応が求められる事案が多数ありましたが、特に住民の皆様の命に関わる新型コロナ感染発生時には、緊急事態宣言が発令され、自治体に対して早急な対応が求められる中で、職員の方には公務員としての自覚をもって寝食を忘れ住民の皆様の安全確保と生活支援、事業者の皆様への支援等の対応をしてもらいました。この経験は、今後の有事の際に対して大きな自信に繋がると思っています。今後、少子高齢化、過疎化等町を取り巻く状況は厳しいものがありますが、限られた財源の中で、10年先20年先を見据えた「安心安全なまちづくり」「持続可能なまちづくり」等について、今まで以上に行政と住民の皆様が一丸となって取り組んでいただく事を念願しています。
終わりに、住民の皆様のご多幸と吉野町の益々の発展を心よりお祈り申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。