くらし 大学生による地域未来塾を実施!

3月6日~9日、学生団体まといによる地域未来塾を実施しました。学生団体まといは、首都圏の大学生と下北山村をつなぐ団体として、2019年に結成。その学生団体が主体となり特産品に関するお手伝いや、学習塾の運営、東京でのイベント出展などの活動をしています。地域未来塾は、2023年にスタートした中学生向けの学習塾で、今年度は、下北山小中学校8・9年生が参加しています。大学生が年に3回程度村に来て、交流をしながら学習のサポートをしています。

■令和6年度地域未来塾はこのように実施しました!
年間3回の村訪問では、5教科の授業を中心に、大学生の趣味を生かした星空観察会、卓球や趣味の話などで生徒との交流を深めました。また、8月来訪時は夏祭りのボランティアや村内施設でのアルバイト、11月訪問時は、特産品の生産者のお手伝いなど精力的に活動をしました。

▽スケジュール
8月:対面授業
11月:対面授業
3月:対面授業
10月~3月:オンライン授業

対面授業:大学生が1週間程度村に滞在しながら、公民館で学習塾を実施。
オンライン授業:生徒に貸与されているタブレットパソコンで、週2回程度のオンライン授業を実施。

■慶應義塾大学4年 相沢亮太
3月下旬の地域未来塾は、大人数でにぎやかに実施できました。オンライン授業で把握しづらいノートの取り方や復習の仕方を確認し、より効果的な学習方法をアドバイスしました。対面ならではの利点を活かすことができました。授業以外で、川遊びや料理を通じて自然と会話が生まれ、生徒の興味や将来の目標を知ることができました。授業以外の時間で、生徒と大学生とのつながりがより深まったと感じます。私は3月で卒業し、活動を直接支えることはできなくなりますが、優秀な後輩たちが地域未来塾をさらに発展させてくれるのを楽しみにしています。今後とも地域未来塾を温かく見守っていただければと思います!