文化 倉吉文化財さんぽ(31)永昌寺石造宝塔(えいしょうじせきぞうほうとう)

■市指定有形文化財(建造物)
岩倉地内の水田から出土した3基の石造宝塔(屋根と円筒形の本体部分(塔身)をもつ塔)で、鎌倉時代の作です。いずれも塔身のみが残ります。うち1基には外周に仏や菩薩(ぼさつ)などを1字であらわした文字が19字刻まれています。当時の仏教を知ることのできる貴重な資料であるとともに、全国的にも珍しい石造の宝塔です。
※現在は塔身の保護のため、上に別の石塔の屋根を乗せてあります。
場所:永昌寺(岩倉)

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