文化 倉吉文化財さんぽ(33)袈裟襷文銅鐸(けさだすきもんどうたく)

■県指定保護文化財(考古資料)
昭和22(1947)年頃、小田の軍人墓地造成の際に出土した銅鐸(どうたく)(弥生時代にまつりで使用された振り鳴らすカネ)2個。1号鐸が高さ30.4センチ、2号鐸が高さ44.3センチで、両方とも袈裟襷文(けさだすきもん)(僧侶の羽織る袈裟に似た格子模様)などで飾られています。弥生時代中期の製作と推定されており、出土位置が明らかで、県内唯一の複数埋納例として貴重な資料です。
場所:倉吉博物館

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