くらし 多文化共生vol.43

■私たちのまわりの外国人
令和7年3月末現在、市内には698人の外国人が住んでいます。そのほとんどがフィリピン、韓国、インドネシア、カンボジア、中国、ミャンマーなどアジアの国々出身の人たちで、約半数がベトナム人です。
外国人が日本に住む理由は様々で、日本で生まれ育った人もいれば、日本人と結婚した人、会社を経営する人などもいます。その中でも、技能実習や特定技能の在留資格で働く外国人は外国人市民の6割を超え、市の産業に欠かせない人材です。
市では、日本語教室や交流会などを通して外国人が日本語や日本の文化に触れたり、日本人と交流してお互いを知ったりする機会を作っています。
異なる国や文化の中で育っていれば、常識や「当たり前」が違うこともあります。それによって起こるトラブルもあるかもしれません。主語の省略や「察する」「空気を読む」は、外国人にとってとても難しいことです。ミスコミュニケーションをなくすためには、違いを認識したうえで、外国人にもわかりやすい「やさしい日本語」で話し、背景や理由を確認するなど細やかなコミュニケーションが大切です。

問合せ:水産商工課 経済交流係
【電話】47-1029