イベント 環境について考えてみませんか? ー日吉津村 環境の日ー
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- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県日吉津村
- 広報紙名 : 広報ひえづ 2025年7月号 No.741
環境の日とは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。また「環境基本法」において、事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという「環境の日」の趣旨を明らかにし、国、地方公共団体等において、この趣旨にふさわしい各種の行事等を実施することとしています。
(出典:環境省HP【URL】https://www.env.go.jp/guide/envmonth/)
日吉津村でも6月5日を「環境の日」と定め、毎年環境の日イベントを開催しています。今年は6月7日(土)にヴィレステひえづにて開催されました。
■雑誌のリサイクル市
日吉津村図書館に蔵書されていた、保存期間が終わった雑誌を1人5冊まで持ち帰ることのできるイベントです。たくさんの方にお越しいただきました。
■エコプラでガンダムづくり(Bud-dy主催)
回収されたプラモデルのランナー(プラモデルの枠の部分)をリサイクルして生産された「エコプラ」で、ガンダムを作りました。当日は、プラモデル作りが得意な子も参加してくれました。制作後に出たランナーもリサイクルのために回収しました。
■米子南高校 家庭クラブの皆さんと環境工作
捨ててしまうのではなくもう一度役割を与える、環境を考えた工作を行いました。
給食を作る際に出た廃油と、好きな色のクレヨンを混ぜたカラフルな廃油キャンドルづくり、すでに読まれた新聞を使って持ち手のある便利なエコバッグづくりや、ペットボトルのキャップを使って、ペンギンや亀、かになどのかわいいマグネットを、米子南高校の家庭クラブのお兄さんとお姉さんに教わりながら、楽しく作りました。
■キャンドルナイト
夜には、中学生サークルのSparkle Bulbs(スバークルバブルス)や高校生サークルのBバディud-dyのメンバーが中心となり準備をしてくれた、キャンドルナイトが開催されました。
「家の電気を消して、家族団らんや友だちとのゆったりとしたひとときを楽しむ」ことが趣旨のこのイベントは、村の恒例行事です。
この日は天気が良く、また風もありませんでしたが、キャンドルの火が消えないよう、自主的に動いてくれる子の姿も見られました。
一度使われたものでも、工夫次第で別の形や場所でもう一度活躍できるものがあります。今回のイベントでは、参加者の皆さんにリユースの面白さを体験していただき、環境について考える時間を持っていただけたことと思います。何かを捨てる前に、「もしかしたら、まだ使えるかも?」と少し立ち止まって考えてみませんか?