くらし 『まなびや縁側江府拠点 つぶやき通信No.5

7月上旬ごろから、私物の3Dプリンターをまなびや縁側の教室に置いてみました。デジタルに興味のある男子生徒を中心に「これを作ってみたい!」などの反応があり、テスト的に実際に動いている所を見てもらっています。既存のデータをプリントするだけでなく、デジタルでのものづくりの楽しさをぜひ生徒の皆さんにも体験してもらいたいと考えています。10年前、建築学科だった私は、模型作りにかかる費用と手間を減らすために3Dプリンターに憧れを抱いていました。当時は自分で組み立てる3Dプリンターが主流で、結局使いこなせず諦めていましたが、今では状況は一変しました。インターネットでデータが共有され、欲しいものがすぐに形にできる時代です。もちろん、自分で試行錯誤を繰り返すことこそが、ものづくりの醍醐味です。3Dモデリングの技術は、フィギュアやキーホルダーといった小物づくりだけでなく、様々な分野に応用可能で、例えば、建築、ゲーム、アニメーション、アートなど。3Dプリンターをきっかけに、デジタルに触れる時間が増え、より多様な教育の場として機会を提供できる環境になればと思います。また、3Dモデリング関係の講座も開けたらと考えていますので、その際はぜひご参加ください!