くらし わたしたちを守る、わたしたちが守る、地域医療No.177

■市内の病院に勤務する医師へ感謝と歓迎の気持ちを伝えました!
市内3病院において、病院での勤務が10年を経過した医師に対して感謝を伝える「病院勤務医師支援事業」および新たに赴任した医師に歓迎の意を伝える「赴任医師歓迎事業」を開催しました。益田市議会福祉環境委員会の議員をはじめ、益田の医療を守る市民の会役員、益田保健所所長とともに訪問し、市民・議会・行政が一緒になって感謝と歓迎の気持ちを伝え、歓迎品を贈呈しました。

●4/18 松ヶ丘病院
松ヶ丘病院には4月から新たに山内医師が赴任されました。
以前、同病院に実習で訪れたときから益田市での勤務を熱望されていた山内医師からは「現場で働く医師、看護師、患者との触れ合い方に温かさを感じ、地域全体が地元を盛り上げたいというエネルギーに満ちている。自分も益田市民の一員となってしっかりと頑張っていきたい」と嬉しい言葉をいただきました。益田の医療を守る市民の会の尾庭会長は「益田は自然豊かで歴史や文化が豊かな住みよい街。ぜひ長く住んでいただき、益田の暮らしを楽しんでいただきたい」と歓迎の言葉を述べられました。

●4/30 益田地域医療センター医師会病院
益田地域医療センター医師会病院には、4月から新たに奥医師が赴任されました。他県で開業医経験がある奥医師からは「なるべく市民、患者と対話をし、開業医の先生と情報を共有して連携しながら、少しでも患者さんが医療を早く受けれるようにしたい」と心強い言葉をいただきました。市長は「医師確保が課題となっている中、益田市に赴任されたことは市民にとって大変心強い。ぜひ仕事の合間に益田暮らしも楽しんでほしい」と述べました。

●4/30 益田赤十字病院
益田赤十字病院には、研修医5名を含む17名の医師(当日4名欠席)が新たに赴任されました。益田市出身の研修医は「地元に帰って来れたこと、地元の病院に採用してもらえたことがすごく嬉しい。久しぶりに地元の温泉や庭園を見てまわろうと思っている」と話しました。
また、10年間病院勤続の循環器科副部長の黒田紘章医師に感謝状と目録を贈呈しました。黒田医師は「今後も益田の皆さんのために尽力できればと思っています」と話されました。

■美都診療所の院長として、新たに三浦医師が赴任されました!
益田市国民健康保険診療施設美都診療所の院長として、新たに三浦医師が赴任され、4月21日に歓迎品を贈呈しました。
三浦医師からは、「よく来てくださいましたと美都住民の皆さんからお声をかけていただいている。益田に住んで15年経つが、体の動く限り益田で勤務し、地域医療に尽力したい」と心強いお言葉をいただきました。

医師の確保が課題となっている今、今年度も多くの医師の方々に赴任いただきました。医師の皆さんには益田の魅力を感じていただき、少しでも長く益田の地域医療を支えていただきたいと思います。

■『看護の日』市民啓発街頭活動を実施しました!
5月12日(月)の『看護の日』に合わせて街頭活動を行いました。『看護の日』は近代看護を築いたナイチンゲールの誕生日にちなみ1990年に制定されました(看護週間:5月11日~5月17日)。メインテーマである“看護の心をみんなの心に”の啓発活動を行うことによって、一人ひとりが看護について関心を持ち、理解を深めてもらうとともに、看護師を含めた医療従事者に対する感謝の気持ちを伝えることを目的として、平成26年から実施しています。
街頭活動には、市内3病院(益田赤十字病院・益田地域医療センター医師会病院・松ヶ丘病院)の現役の看護師等や島根県立石見高等看護学院の学生を含め、関係者(市議会議員・市民の会会員・看護協会職員・益田保健所職員・市職員)63人が参加し、市内の大型商業施設3店舗の出入口で『看護の日』の啓発チラシと絆創膏等を約600人に手渡しました。
今後も益田圏域の医療体制を維持するため、関係機関と協働して、市民の皆さんへの理解と協力を呼びかける活動を行なっていきます。

問合せ:市地域医療対策室
【電話】31-0213