くらし 令和7年度一般会計当初予算(1)

■まちの予算を報告します
令和7年度の一般会計当初予算が決まりましたので、概要と主な事業を紹介します。

◇予算編成の基本的な考え方
安来市の将来を見据え、第2次安来市総合計画の将来像「人が集い 未来を拓く ものづくりと文化のまち」の実現に向けた施策、および安来市まち・ひと・しごと創生総合戦略による人口減少対策と安来市の創生を目的とした施策への取組を重点的かつ着実に進めます。
また、安来スマートインターチェンジ(仮称)整備事業、工場立地関連事業、小中学校適正配置事業、森林ビジョンの実現など次の世代のためのまちづくりを進めながら、再生可能エネルギー地産地消ビジョンの実現やさらなるDXの推進といった社会環境の変化にも的確に対応するために必要な事業に重点的に予算措置を行います。
同時に、「歳入に見合った歳出」を基本とし、コスト・施策の優先順位を意識し、前例や既成概念にとらわれない徹底した節約や歳入歳出両面での見直しを行い、財政運営のさらなる健全化を図ります。

◇歳入・歳出から見た予算
一般会計の当初予算総額は、対前年度比18億円増の288億7千万円となりました。
歳入について、市税は厳しい状況が見込まれるものの若干の上向き傾向が見られることから、対前年度比4千万円余増の48億6千万円余を見込んでいます。また、まちづくり事業の増加に伴い財源を確保したことから、国庫支出金は対前年度比5億3千万円余増、市債は7億8千万円余増となっています。
一方、歳出は、養護老人ホーム鴨来荘移転新築事業、安来スマートインターチェンジ(仮称)整備事業や道路改良、市営住宅の整備など、雇用創出、地域活性化を見据えた将来のまちづくりに必要な事業を盛り込みました。なお、一般会計当初予算の主要事業は、本紙10~11ページで紹介します。

令和7年度予算総括表
(単位:千円)

歳入予算内訳
(単位:千円)

[用語]
自主財源…市が自ら徴収できる財源
依存財源…国・県から定められた額を交付されたり割り当てられたりする財源

歳出予算内訳(目的別)
(単位:千円)

[用語]
民生費…高齢者・障がい者福祉など
衛生費…予防接種や各種検診など
公債費…借入金の元金・利子の返済など

問合せ:財政課
【電話】23-3025