- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県安来市
- 広報紙名 : 広報やすぎ「どげなかね」 令和7年5月号
人権尊重社会の実現をめざして
■インターネットによる人権侵害をなくしましょう~ネットの向こう側には心を持っている人がいます~
インターネットは、情報の収集・発信、コミュニケーションの手段として、私たちの生活を飛躍的に便利にしています。その一方、個人に対する誹謗中傷、名誉やプライバシーの侵害、いじめ、ヘイトスピーチ、同和地区を特定するような投稿など、インターネット上で人権に関するたくさんの問題が発生しています。
インターネットは、誰でも簡単に情報の発信ができます。ただ、発信した内容は、世界中で閲覧でき、別サイトに転載されると、ネット上から完全に削除することは非常に困難です。
書き込みが誹謗中傷や他人に知られたくない事実、個人情報だった場合、不特定多数の人々の目にさらされ、対象者の人格や尊厳を傷つけ、社会的評価を低下させるなど、重大な損害を与える危険性があります。
▽インターネット上の人権侵害を防ぐために
(1)他人を誹謗中傷する内容を書き込まない
(2)差別的な発言を書き込まない
(3)安易に不確かな情報を書き込まない
(4)他人のプライバシーに関わる情報を書き込まない
(5)書き込みは不特定多数の人が見ているということを意識する
こうした人権侵害は、民事上・刑事上の責任を問われる可能性があります。
顔は見えなくても、インターネットでつながった向こう側には、心をもつ生身の人がいます。安易な書き込みや同調で他人の人権を傷つけないよう、インターネットの特性を正しく理解し、ルールやモラルを守って利用しましょう。
■5月の「特設人権相談所」
開設日時:5月7日(水)9時30分~12時
場所:伯太中央交流センター(研修室)
問合せ:人権施策推進課
【電話】23-3095