くらし たうんとぴっくす

まちの話題や出来事を紹介します
(f)このマークの記事は、関連写真を「市公式フェイスブック」で公開しています。

■市長日記 子どもたちの卒業祝う
市内小中学校の卒業式に合わせ、子どもたちの卒業を祝い、新生活に向けてエールを送りました。
今年の市内小学校の卒業生は合計296人、市内中学校の卒業生は合計313人でした。ご卒業おめでとうございます。

■豊かな発想で版画年賀状
「全日本年賀状大賞コンクール」の版画部門で、優秀な成績を収めた比田の子どもたちに、3月19日、賞状が授与されました。
受賞者・版画内容は、認定こども園比田の伊田柚稀(ゆずき)さん・チョウチョの家族(日本郵便賞)と加藤月翔(つきと)さん・家族と買い物(奨励賞)、比田小学校の田邉実祐(みひろ)さん・ヘビと竹と梅(文部科学大臣賞)と野尻雄斗(ゆうと)さん・ワニ(審査員特別賞)です。
田邉さんは「竹は線が多くて大変だったけど、その分いい版画になりました」と話しました。

■癒やしのコンサート
「ようこそ くつろぎの活字空間へ」のコンセプトで開館した安来市立図書館。開館20周年記念コンサートが3月9日、1階ロビーで開催されました。
安来市の歌「愛しふるさと安来」制作者の一人で、安来市出身の作曲家、音楽療法セラピスト・田部由美子さんの歌に多くの人が訪れました。
「普段は静かに楽しむ図書館が田部さんの歌で特別な空間になりました。皆さんと共有できたことがうれしいです」と湯浅館長の挨拶でコンサートの幕を閉じました。

■スポーツの基本 走る(f)
子どもたちに体を動かすことの楽しさを感じてもらい、陸上競技の基本を身につけてもらうため「エネルギアランナーズスクール in 安来」が3月15日に安来運動公園陸上競技場等で開催されました。
小学生クラスと中高生クラスにわかれ、中国電力株式会社陸上競技部4人の選手からそれぞれ指導を受けました。市内の陸上クラブで練習している赤江小学校6年生の近田健心(けんしん)くんは「選手の指導を受ける貴重な機会なので、しっかり教わりたい」と意気込みを語りました。

■通いの場から見る幸せ
3月1日にアルテピアで「令和6年度安来市地域ケア推進会議」が開催されました。
今回の会議は、介護予防・フレイル(加齢により筋力・心身の活力が低下した、虚弱な状態)予防をテーマに、「通いの場」に着目。赤屋地域で活動する「小さな運動教室」の報告・提案、安来市地域包括支援センターの調査報告などが行われました。講演では「社会参加や健康的な生活習慣の確立などの個人努力に加え、それを後押しするような地域づくりが必要」との見解が示されました。

■古文書で紐解く戦国社会
3月9日に広瀬中央交流センターで、安来市歴史文化講座「富田城をめぐる攻防と戦国社会」が開催されました。今回で20回目となるこの講座では、第1回でも講師を務めた、島根大学教育学部の長谷川博史教授が登壇しました。
16世紀に2度にわたり戦場となった富田城下を中心とする地域と、そこで暮らす人々に着目。古文書を読み解き、飢饉(ききん)での被害の拡大や、新たな徴収制度ができたことなど、戦が地域の生活基盤に大きな影響を与えたことについて解説しました。

■認知症とともに生きる
「住み慣れたこの安来(まち)で、自分らしく生きる」と題し、3月15日にアルテピアで認知症講演会が開催されました。認知症になると何もできなくなるという考えではなく、認知症になってもできることがあり、地域で自分らしく暮らす「新しい認知症観」を当事者も支援者も持つことが大切だと安来市地域包括支援センターが活動報告を行いました。
「認知症予防は?」という問いに、若年性認知症当事者の講師二人は「家族や友達との今を大切に、仕事も頑張って暮らしてほしい」と答えました。