- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県安来市
- 広報紙名 : 広報やすぎ「どげなかね」 令和7年7月号
■~早期発見・早期治療~大腸がん検診を受けましょう
大腸がんは、40歳くらいからかかる人が増え、女性のがん死亡原因の1位、男性では2位です。全国で年間5万人以上の人が亡くなっています。(2023年)
※データの出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)
大切な命を守るため、ぜひこの機会にがん検診を受けましょう。
▽大腸がん検診の目的
症状がない段階で大腸がんの疑いを見つけ出すことが目的です。大腸がんは、初期ではほとんど自覚症状がありません。早期発見、治療で大切な命を守るために、がん検診は必ず、毎年繰り返し受けてください。
▽大腸がん検診はどんな検査をするの?
便潜血検査です。自宅で2日分の便をとるだけの簡単な検査で、痛みも食事制限もありません。便に血液が含まれているかを調べて、大腸がんの疑いを見つけます。
▽大腸がん検診の受け方
安来市では市内にお住まいの40歳以上の人が対象です。受診券はありませんので、6~2月の間に受けましょう。
(1)受診する方法を選ぶ
・集団検診
各交流センターや各庁舎などで採便容器を受け取り、検診日に提出します。
・個別検診
個別検診を実施する医療機関で採便容器を受け取り、医療機関へ提出します。
詳しい日程や実施医療機関は「健診のしおり」またはホームページ(本紙2次元コード)を確認してください。
(2)便を2日分とり提出する
提出までは冷暗所で保管しましょう。
(3)結果通知を確認
結果は必ず確認してください。
▽安来市の大腸がん検診の状況
(令和5年度の安来市大腸がん検診受診状況)
大腸がん検診を受けた人 2,016人の内
精密検査が必要な人の内、20%(5人に1人)が精密検査を受けていません。他のがん検診と比べて精密検査を受ける人の割合が低いです。
精密検査受診率(令和5年度)
▽精密検査を受けましょう
要精密検査となった場合は必ず検査を受けてください。精密検査の第一選択は、全大腸内視鏡検査(大腸カメラ)です。
▽気になる症状があればすぐに医療機関へ
便に血が混じる・付着する、急に便の太さが変わった、便秘と下痢をくり返す、腹痛や腹部のしこりがあるなど、気になる症状がある場合は、検診を待たず、すぐに医療機関を受診しましょう。
問合せ:いきいき健康課
【電話】23-3220