- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県雲南市
- 広報紙名 : 市報うんなん 2025年8月号
空き家の発生理由は「相続」によるものが半数以上という調査結果があります。
子や孫に責任を負わせないためにも、住んでいる時から権利関係の確認や現状に合わせた登記の変更、相続などの対策を早めに考えましょう。
令和5年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が改正され、管理が不十分な「管理不全空家」も勧告の対象となりました。
勧告を受けてしまうと住宅用地にかかる固定資産税の軽減措置が受けられなくなります(最大6倍になる可能性もあります)。
◎空き家の発生理由
[出典]令和元年空家実態調査
■空き家をお持ちの方へ 空き家バンク
市では、空き家の有効活用を促進するため、「空き家バンク」を運営し、住まいとして利用可能な空き家の情報を紹介しています。
空き家の有効活用は、地域の活性化や定住促進にもつながります。現在、空き家をお持ちで、「売りたい」、「貸したい」とお考えの方は右記二次元コードをご確認ください。
※二次元コードは広報紙15ページをご覧ください。
広報紙16ページでは、空き家すごろくを掲載しています。家族で将来の住まいについて話し合ってみませんか。
問合せ:うんなん暮らし推進課
【電話】0854-40-1014
■倒壊の恐れがあり、通学路などに影響があるとき 危険空き家除却事業補助金
雲南市防災計画において避難路に指定される道路や通学路などに面した建築物で、不良住宅と判定された空き家(危険空き家)の解体工事費用の一部を助成します。
◯補助対象者
(1)空き家の所有者や相続人
(2)土地の所有者で(1)から同意を得られている方
◯補助対象建築物
次のすべてを満たす建築物
・個人所有で、おおむね1年以上利用されていないもの
・主に居住の用に供される建築物
・市が行う事前調査で「不良住宅」と判定した住宅で、主たる構造が木造であるもの
・建物の倒壊により雲南市防災計画において避難路に指定される道路や通学路などに影響を及ぼす恐れのあるもの
・軒の高さが、建築物と道路の境界線までの距離を超えているもの
※雲南市立地適正化計画の居住誘導区域内においては、軒の高さが建築物と隣地の境界線までの距離を超えるものも対象となります。
◯補助対象事業
次のすべてを満たすもの
・補助対象建築物と付帯する工作物を全て除却する工事
・市内に事務所、事業所を有する法人か個人事業者が請け負う工事
◯補助率など
補助対象経費:除却工事費の10分の8
補助率:補助対象経費の2分の1(上限100万円)
◯補助申請の申込期限
12月26日(金)
▽注意事項
・解体前のものに限ります。
・補助申請の前に、事前調査の申請が必要です。
・令和8年1月末日までに実績報告書を提出できるものに限ります。
・予算が無くなり次第終了します。
※申請方法など詳しくは、空き家対策室に問い合わせいただくか、市ホームページに掲載しています。
問合せ:空き家対策室
【電話】0854-40-1066