スポーツ 矢上高校野球部島根県高校春季野球大会で初優勝!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県邑南町
- 広報紙名 : 広報おおなん 令和7年6月号
■悲願の初優勝
島根県高校春季野球大会の決勝戦が3日、江津市民球場でありました。矢上高校が大社高校を相手に3-1で勝利し、見事初優勝に輝きました。地域住民らは地元高校の活躍に喜びの声を上げました。
同日夜、矢上高校では、保護者や学校関係者、大屋光宏町長ら役場関係者が、優勝旗を手にした野球部員を拍手で歓迎。上田侑士主将は「やることをやると決めて全員で頑張ってきました。やり切ったことが優勝につながりました」と報告しました。
■決勝戦の模様
矢上は初回、大社の内野陣のエラーを逃さずに、1死二、三塁のチャンスをつくると、花田選手が、タイムリーの二塁打を放って2点先取しました。
その後、原選手が安打で1死一、三塁にすると、宮本選手の三塁へのゴロをきっかけに3点目を獲得しました。
対する大社は七回に、1死二、三塁とすると、原田の二塁へのゴロで1点を奪いました。大社の投手陣の長畑選手と堀江選手は、矢上打線を2回以降の追加点は許しませんでしたが、初回の3点が決め手となりました。
■今大会を経て
矢上高校野球部は、今回の島根県大会で出場権を得て、5月31日から6月3日開催の中国地区大会(岡山県倉敷市)に出場しました。初戦から順調に勝ち上がりましたが、準決勝で倉敷商業高に惜しくも敗戦しました。
一方で、6月7、8日にあった山陰大会(松江市)では、初戦で米子東高(鳥取県2位)に勝利し、決勝戦で鳥取城北高(同1位)を14︱4で圧倒。ここでも大会初優勝を飾りました。矢上高校野球部後援会の八田一利会長は「2回もの初優勝は心から嬉しい。いい流れで、あとは甲子園の神様が振り向いてくれるだけ。夏の甲子園出場に向けて本当に楽しみ」と笑顔で語りました。
保護者会の的場浩二会長は「(春季大会の)準決勝で開星高校に勝ってから、チーム全体の勢いを特に感じた」と振り返りつつ、周囲の期待感の高まりも指摘。「プレッシャーを感じずに、やることをやるという姿勢を貫けば、夏も勝ち抜けるチーム。頑張ってほしいです」と、エールを送りました。