- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県邑南町
- 広報紙名 : 広報おおなん 令和7年6月号
■図書カードを小中学校等へ寄贈 邑智地区更生保護女性会「愛の図書寄贈運動」
邑智地区更生保護女性会が5月9日、石見中学校など町内の小中学校を訪れ、図書カードを寄贈しました。
同会では、「社会を明るくする運動」の期間中に集まった「愛の募金」を元に、保育所に8千円分、小中学校へは2万円分の図書カードをそれぞれ寄贈しました。
女性会の植垣春美さんは「青少年の育成につなげてほしい」と語り、石見中学校の石田和範校長は「大切に使わせていただきます」と話しました。
■秋の収獲に向けて苗植え 緑風園 サツマイモ苗植え
毎年恒例の緑風園のサツマイモの苗植えが5月16日、同園内の畑であり、東保育所の園児と施設入所者が、秋の収獲に思いを馳せながら、苗を植えました。
苗植えには18人の園児が参加。入所者と一緒に苗を植えて水やりをした後は、「大きくなあれ」と大きな声で収獲を祈りました。収穫した一部は、東保育所に贈られるほか、施設の食事などで提供されます。
■ハンザケの成長をチェック 瑞穂ハンザケ自然館 ハンザケ身体測定
ハンザケ(オオサンショウウオ)の身長と体重を測定するイベントが5月18日、瑞穂ハンザケ自然館でありました。町内外から約30人が参加し、一頭ずつ慎重に計測されるハンザケを熱心に観察していました。
身体測定は年に1回、個体ごとの健康状態のチェックも兼ねて実施します。診断の様子を見た子どもたちは、水しぶき上げるハンザケに驚きながらも、興味深そうに個体ごとの特徴を見学していました。
■傘鉾が勇壮に駆け抜ける 阿須那地区 次の日祭
阿須那地区の伝統行事「次の日祭」が5月21、22の両日、賀茂神社周辺でありました。大きな傘鉾が神社前を駆け抜ける様子を見ようと、神社前には多くの見物客であふれかえりました。
祭は約650年前から伝わるとされる行事で、高さ約5メートルの傘鉾を、担ぎ手たちが引き回すのが見どころ。神社前には、地域住民や観光客、写真愛好家らが集い、担ぎ手に声援や拍手を送っていました。