くらし 9 月は認知症月間~知ってほしい 新しい認知症観~

「認知症」は、誰もがなり得る可能性があり他人ごとではありません。認知症に偏ったイメージや誤解がある中、「認知症の人を含めた国民一人ひとりが、その個性と能力を十分に発揮しお互いに支え合いながら活力ある社会(共生社会)」の実現を目指すための法律「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が令和6年1月に施行されました。
認知症の症状は人それぞれです。認知症があっても自分らしく、他者とつながり、今できていることや強みを重視し、知識や経験を生かせる場があります。
自分が認知症になったとき、周りや地域社会にどうあってほしいのか、まずは自分のこととして考え、認知症について知りましょう。

■新しい認知症観とは
「認知症になってからも、一人ひとりが個人として、できること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間などとつながりながら、希望をもって自分らしく暮らし続けることができる」という考え方です。

■改編しました!認知症ケアパス
自分や家族の「もの忘れ」が気になるとき、認知症になったときに役立つ基礎知識のほか、相談できる窓口、症状に応じて受けることができる制度や地域の支援をまとめた冊子です。高齢介護課や津山市地域包括支援センターなどで配布しているほか、市ホームページで見ることができます。

■認知症サポーター養成講座
認知症について正しく理解し、認知症の人や家族に対して温かい目で見守る応援者を養成します。受講時間は90分で、地域や学校、企業などのグループを対象に10人程度集まれば、無料で出張します。
詳しくは、津山市地域包括支援センターにお問い合わせください。

問合せ:
津山市地域包括支援センター(市役所1階)【電話】23-1004
高齢介護課(市役所1階11番窓口)【電話】32-2070