- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県井原市
- 広報紙名 : 広報いばら 2025年4月号
■井原を“ボードゲームのまち”に 井原ボードゲーム倶楽部
ボードゲームを通じた世代間交流により、地域の活性化を目指す“井原ボードゲーム倶楽部”が活躍の場を広げています。
倶楽部設立のきっかけは、昨年3月のイベントにボードゲームの体験ブースを出展し、好評を得たことで、倶楽部を主宰する村上匡徳(むらかみまさのり)さん(井原町)は「少年団などの活動を通じて、地域での人間関係の希薄化に課題を感じていました。そんな中、体験ブースで世代を超えてボードゲームに興じる様子を見て、地域を盛り上げる一助になるのではないかと考え、設立を決めました。現在は、井原公民館で体験会を開催するほか、井原小学校の昼休みに、ボードゲームの会を月に2回開催しています。ボードゲームは100種類ほど所有していますが、難易度が幅広く、年齢を問わず楽しめることや、遊びながら自然とコミュニケーションが生まれることが大きな魅力だと思います。井原町から市内全体へ交流の輪を広げ“ボードゲームのまち”を目指したいですね」と笑顔で語ります。
井原小学校の原田博行(はらだひろゆき)先生は「ボードゲームを取り入れることで、児童が学年を越えて楽しむと同時に、伸ばしていきたいコミュニケーション能力や忍耐力といった“非認知能力”の向上にもつながっていると感じています」と語ります。
井原公民館での体験会は毎月第3土曜日を基本に開催されています。皆さんも、ボードゲームを楽しみながら、交流してみてはいかがでしょうか。