くらし 令和7年 年頭のごあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県高梁市
- 広報紙名 : 広報たかはし 2025年1月号(243号)
■高梁市長 石田芳生
新年おめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
さて昨年は、元日に能登半島地震が発生し、8月には南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど、日頃からの災害への備えの必要性を改めて認識したところでございます。
我が国は本格的な人口減少時代に入り、2100年の総人口は6千万人程度と予測されていますが、人口が少なくても、将来を見据えて頑張れば幸せなまちをつくることができると考えています。「歴史と文化が薫り、自然と人が共生できる美しいまち」である高梁市は、輝けるポテンシャルを持っています。
市内では、夏には本市の伝統行事である「備中たかはし松山踊り」や、秋には「成羽愛宕大花火」が開催されました。また、第2回目となりました「グランフォンド高梁」では、多くの方に参加いただき、サイクリングを通じて高梁の魅力を感じてもらうことができたのではないかと考えています。
私は、昨年9月に行われました高梁市長選挙において、市民の皆さまから温かいご支援をいただき、市政運営を担わせていただくこととなりました。
今後は、現場に足を運び、市民の声に耳を傾け、市民の皆様とともに本市の現状を打破し、一人一人の市民が幸せを実感し、次世代に誇れるまちづくりを進めていきたいと考えています。皆様のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
結びに、本年が穏やかで幸多い一年となりますよう、心から祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
■高梁市議会議長 伊藤泰樹
新年にあたり高梁市議会を代表いたしましてご挨拶を申し上げます。
市民の皆様におかれましては、清々しく輝かしい新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
平素より市議会に対しましてご理解とご支援を賜り厚くお礼を申し上げます。
昨年、市議会議員選挙が行われ、これから16名の議員が市民の代表として議会で活発な議論を展開することになります。特に新人7名には新たな視点、多様な意見を持って臨むことに期待しております。私は、昨年10月議長に就任して以来、市議会の舵取り役と執行部との懸け橋となり、また市民の皆様の声をしっかりと議会と市政に届けるよう鋭意努力しております。
高梁市は、昨年市制発足20周年の節目を迎え、人口減少や少子高齢化問題はもとより防災減災対策やゼロカーボンシティへの挑戦など、解決すべき課題が多岐に渡ります。さらに世界的な物価上昇により、市民生活や地域経済において様々な影響が出るなど行政運営における諸課題は山積しており、市議会の果たすべき役割は大変重要となっております。
こうした状況下にあっても市議会は、市民の皆様の負託と期待に応えられるよう、その声を真摯に傾聴したいと考えています。また、対話を重視するとともに開かれた議会として身近に感じていただける取り組みを進め、信頼される議会活動と積極的な情報発信を行ってまいります。
今後とも市議会に対し、一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに本年が市民の皆様にとって素晴らしい一年になりますことを祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。