- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県高梁市
- 広報紙名 : 広報たかはし 2025年6月号(248号)
■知っておこう!熱中症予防のために
地球温暖化に伴い、近年ニュースなどでよく見聞きするようになった熱中症。熱中症は、夏の強い日差しの下で激しい運動や作業をする時だけでなく、体が暑さに慣れていない梅雨明けの時期にも起こります。また、屋外だけでなく屋内でも発症します。症状が深刻なときは命に関わることもありますが、正しい知識があれば予防することができます。
◇熱中症の症状
めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、頭痛、吐き気、嘔吐
重症:返事がおかしい、意識消失、けいれん
高齢者は特に注意が必要です:
・体内の水分が不足しがちになります
・加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります
・体に熱が溜まりやすく、暑い時には若年者よりも循環器系への負担が大きくなります
◇予防方法
・エアコンなどで温度をこまめに調節
・外出時には日傘の使用、帽子の着用
・天気の良い日は日陰の利用、こまめな休憩
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす
・のどが渇いていなくてもこまめに水分・塩分補給(1日あたり1.2Lを目安に)
◇熱中症が疑われる人を見かけたら…応急処置
(1)エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ避難
(2)衣服を緩め体を冷やす(首の周り、脇の下、脚の付け根など)
(3)経口補水液を補給
自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼びましょう!
問合せ:健康づくり課
【電話】21-0228