くらし 令和6年度 決算 奈義町の財政(3)

■将来負担比率(実質的な負債の比率)の状況
◇将来負担比率
将来負担比率は、「標準財政規模に対する、起債(借金)残高のほか一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の比率」であり、数値が大きいほど将来財政を圧迫する可能性が高いことを表します。
奈義町は、50億円を超える起債(借金)がありますが、返済に向けた基金(貯金)がしっかりできており、起債(借金)については、主に借入額の70%が国から交付される過疎対策事業債の借入を行っていることが要因で0%となっているため、将来にわたって健全な財政が見込まれています。

■健全化判断比率
健全化判断比率とは地方自治体の財政の健全性をはかるために法律で定められた4つの指標((1)(2)(3)(4))とのことをいいます。(5)資金不足比率は公営企業の財政状況です。


(※)標準財政規模とは、地方公共団体の標準的な状態で通常収入される普通交付税等の経常的な一般財源を示すものです。