- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県吉備中央町
- 広報紙名 : 広報きびちゅうおう 2025年4月号 Vol.246
■地域おこし協力隊を卒業します!
こんにちは、須山です。突然ではございますが、私は2025年3月で、地域おこし協力隊を卒業します。4月以降は、岡山市内に転居し、前職のスキルを活かしたIT関係の仕事をしていきます。
具体的に言うと、吉備中央町に移住する前は、プログラマー(パソコンのシステムを作る人)だったのですが、今後は、会社内のITを運用・管理する仕事になります。より視野を広く持つ仕事となるため、これまで観光協会で培ったコミュニケーション・情報発信・デザイン等の経験を十二分に活かすことができると思っています。次の仕事先では、前職の経験だけでなく、協力隊での経験もしっかりと評価いただいており、まさに協力隊として町で過ごした期間があったからこそ得られたチャンスなのだと考えています。もちろん仕事だけでなく、人生としても、町でのさまざまな経験が私にとって大きな財産になっていることは間違いありません。
そして、横浜市から移住した理由の一つである「第2のふるさとを作りたい」という望みもこの町で無事叶えることができました。吉備中央町および岡山県はさまざまな魅力にあふれていると、過ごしている中でより強く思うようになりました。だからこそ、県内に定住する決断ができました。自身の将来の都合で町を離れてしまうのは寂しく心苦しいところではありますが、関係人口の1人としてこれからも関わっていきたいと思っています。
■観光協会Instagramをデータで振り返る
着任当初より観光協会で主担当として行っていた、SNSでの情報発信やキャンペーンについて、グラフ等の数字を見ながら振り返っていこうと思います。初めのころは、投稿に試行錯誤していて、フォロワー数の伸びはゆるやかでした。しかし、カフェやキャンプ場、ブルーベリーなどの特産品といった、さまざまな町の魅力をテーマにしたキャンペーンを開始し、Instagramを中心に告知に力を入れ始めると、数字が大きく伸びるようになっていきました。さらに、2024年秋に「わっしょい和んさか吉備高原フェスタ」などのイベントで直接フォローの呼びかけを行うと、再度大きな上昇が見られました。この一連の流れは、県内でInstagramを利用している多くの方に告知が行き届いていること、そして、それが届かない人にはフォローしてもらえるチャンスがまだまだ残されていることが言えます。また、月平均10投稿ほどの継続した発信を行ってきましたが、これもアカウントの魅力の1つになったのではないかと思っています。
次に、地域別のフォロワー数ランキングを見ていきます。主に県南地域から多くフォローされていて、県内全体の7割近くを占めており、現在注目を集めている地域となっています。なお、このランキングを人口比率で考慮して見ると、町内の方に一番見ていただいていると言えます。投稿に「いいね」もたくさん付けてもらえて本当にありがたい限りでした。今後は、私も1フォロワーとして観光協会のアカウントを応援することとなりますが、吉備中央町がSNS等を通して県内外から注目が集まり、より人に知られ、にぎわう町となるよう心より願っています。
改めまして、私の広報紙の記事やInstagramの投稿をこれまで拝読いただきありがとうございました。これからも度々町内には訪れますので、見かけた際にはお声がけくださると嬉しいです。
■年間投稿数
2023年度…120
2024年度(2025年1月時点)…110
■地域別フォロワー数ランキング
1.岡山市…640
2.倉敷市…290
3.吉備中央町…190
4.総社市…100