くらし 令和7年度 戦没者追悼式並びに平和祈念式典

戦後80年 平和への思い・安らかな眠りを祈る

■令和7年度戦没者追悼式並びに平和祈念式典
戦没者に哀悼の意を表すとともに、恒久平和を祈念するため、令和7年度庄原市戦没者追悼式並びに平和祈念式典を、8月20日、庄原市民会館で開催し、市民や遺族など404人が参列しました。
式典では、最初に八谷市長が「本市においても、戦争を経験したことのない世代が市の人口の8割以上を占めるという現実を直視し、過去の悲しい歴史を風化させることなく伝承するとともに、平和の尊さを訴え続けることは、今を生きる私たちの使命。戦没者の方々が愛したふるさと庄原を、より豊かで住みよいまちへと発展させることが、私たちに課された責務である」と述べました。
続いて、庄原市戦没者遺族会の井澤聖昭(いざわまさあき)会長が「戦没者の方々は、家族の安泰を願いつつも戦地に赴き、国の礎となった。ふるさと庄原に帰ることもなく、はや80年の歳月が流れている。御霊(みたま)に対し、永久に安らかなご冥福をお祈りするとともに、本市の平和と安泰を祈念する」と、追悼の辞を述べました。
その後、永末小6年の松井菜南(まついなな)さんと三上陽愛(みかみひな)さんが「私たちは、二度と戦争の悲劇を繰り返さないことを誓います。そして、全ての人が笑顔で暮らせる、本当に平和な世界を築くために、未来へ向かって努力し続けることをここに誓います」と、平和の誓いを述べました。
このほか、追悼吟詠、庄原児童合唱団とジュニア合唱団やまびこによる合唱、口和本の会による朗読、庄原格致高等学校吹奏楽部による演奏が行われました。
参列者は、祭壇に献花を捧げ、2923人の戦没者の御霊を追悼するとともに、恒久平和を祈りました。

問合せ:社会福祉課社会福祉係
【電話】0824-73-1153