くらし 今月の市長コラム

■「あきたかた二十歳のつどい」に出席して
こんにちは。市長の藤本悦志です。
1月12日(日)に行われた「あきたかた二十歳のつどい」に初めて出席しました。友人たちとの再会に笑顔があふれる参加者の皆さんを見ていると胸が暖かくなるとともに、自分が20歳だった頃を思い返しました。
30年以上前になりますが、平成の初期でバブル景気は過去のものとなっており、就職氷河期と言われる時代が始まりつつありました。当時は「終身雇用」や「年功序列」が一般的な価値観として浸透していましたが、情報通信技術の急速な発展などとともに個人のキャリア選択が重視され多様な働き方が可能な時代へと大きく変化しました。
このことは、必ずしも都会に住み、働き続けなくても良いともいえます。私としては、進学や就職で安芸高田市を離れても、いずれ戻ってきてもらいたいと願っています。次の世代を担う若者に、希望をもってバトンを受け取ってもらえるよう「安心して住み続けられるまち」の実現に向け、全力で取り組む強い覚悟を改めて持ったところです。