- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県安芸高田市
- 広報紙名 : 広報あきたかた 令和7年8月号
■終戦から80年
こんにちは。市長の藤本悦志です。
この夏、終戦から80年という節目を迎えます。私自身は幼い頃から平和教育を受け、戦争に関わるさまざまな講話を聴いて育ちました。その中で強く印象に残っているのは、原子爆弾投下直後に「安芸高田市内(旧高田郡)からも晴れ渡った空に大きなきのこ雲が見えた」という証言です。
80年という年月の経過とともに、こうした戦争の経験談を話せる人は少なくなりました。だからこそ、人々が戦争というものを自分事として捉え、その歴史をしっかりと未来に継承することが、悲劇を二度と繰り返さないために重要だと考えています。
世界においては、今でも局地的な戦争や紛争によって尊い命が失われ、戦火の中で暮らす人々がいます。その衝突は、民族や領土の問題など原因は多岐にわたります。私たちは、こうした状況から目を背けるのではなく、過去の経験とそこから得た学びを生かし平和への声を上げ続けなければなりません。
平和への強い願いが深く刻まれた被爆地広島に生きる者として、次の世代に確かな「平和のバトン」を渡すために、自分にとっての“平和とは何か”を考えてみましょう。