- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県安芸高田市
- 広報紙名 : 広報あきたかた 令和7年9月号
■敬老の日を迎えるに当たって
こんにちは。市長の藤本悦志です。
「敬老の日」を迎えるに当たり、皆さまのご長寿を心からお祝い申し上げます。
長年にわたり、地域の発展と社会繁栄の礎を築いてこられた皆さまの多大なご尽力に対し、改めて深く敬意を表し感謝を申し上げます。
私自身の幼少期を振り返ると、祖父母にとてもかわいがられて育ちましたので、祖父母を敬愛する気持ちは人一倍強く持つようになりました。社会全体の高齢化が問題視される昨今ですが、人生の手本を示してくださる高齢者の皆さまに対して敬意を持つことで、人々が世代を超えて互いに尊重し合える社会の実現につながるのだと考えます。
今年度は市内で75歳以上の方が6,959人、そのうち100歳以上の方は110人おられ、医療の進歩や健康意識の高まりなどにより平均寿命が延伸しています。「ただ長く生きる」のではなく、「健康で生きがいを持って暮らせる」いわゆる健康寿命を延ばしていくために、福祉・医療の充実の他にも地域とのつながりを大切にした施策の推進に力を入れたいと考えています。
一人一人が安心して年を重ね、全ての世代が「暮らしやすい『あったかいまち』」の実現に向け取り組んでまいります。