くらし 大規模災害に備えて

■南海トラフで想定されている大規模地震や津波に備えましょう
南海トラフ地震は、静岡県から宮崎県の沖合までの南海トラフのプレート境界で概ね100から150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。前回の南海トラフ地震が発生してからすでに約80年が経過しており、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高い状態です。
大きな地震の発生など南海トラフで異常な現象が観測されると、南海トラフ地震の発生可能性が、平時より高まると考えられます。このため、南海トラフ地震の想定震源域周辺でマグニチュード7.0以上の地震が発生した場合などには、想定震源域における新たな大規模地震の発生可能性の高まりをお知らせするため、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表されます。
「南海トラフ地震臨時情報」が発表されても南海トラフ地震が必ず発生するとは限りませんが、大規模地震に備えた行動を取ることで、被害を減らすことができます。突発的な地震に日頃からしっかり備えるとともに、情報が発表されたら、「日頃からの地震への備えの再確認」に加え、すぐに避難できる態勢の維持など「特別な備え」をお願いします。地震発生後では津波からの避難に間に合わない可能性のある方々は、自治体からの指示に基づき1週間の事前避難が必要となることもあります。また、「南海トラフ地震臨時情報」が発表されなくても大規模地震が発生することがありますので、日頃から家具等の固定や避難場所・避難経路の確認等を行い、地震に備えましょう。

問合せ:危機管理課
【電話】0823-43-1633