スポーツ ふちゅうの宝~今月のキラリ人~みぃつけた!No.68

■元ディアヴォロッソ広島選手 湯浅 里香子さん
女子サッカークラブのディアヴォロッソ広島(熊野町)でゴールキーパーとして活躍し、昨年、「第78回国民スポーツ大会」に広島県代表として出場し、見事優勝を果たした湯浅さん(南小出身)をご紹介します。

◇お母さん、サッカーやりたい
サッカーを始めたのは小学5年生のとき。昼休憩になると男の子に交じってゴールキーパーをしたのがきっかけで、お母さんに相談し、南小にあったサッカークラブに入部しました。当時、地域のマラソン大会で競っていた子が中学校に上がると、同じサッカークラブで同じ仲間になり嬉しかったことを思い出します。

◇継続は力なり
10歳からサッカーを続けてこれたのは、高校時代の監督から言われた「継続は力なり」という言葉があったからです。相手の特徴や距離感、足の動きからボールの流れを推測し、とにかくボールを取る練習を積み重ねてきました。昨年12月で引退を決めましたが、15年続け、県代表選手として優勝でき、有終の美を飾ることができました。

◇どんどんチャレンジを!
前所属のアンジュビオレ広島が解散し、結婚・出産のため、引退も考えていました。2年前、ディアヴォロッソ広島の監督から「まだ活躍できる」とオファーを受け、周りの支援もあったことから、入団し、子育てしながら2年間プレイしました。今、育児をしている方には育児を理由に夢を諦めず、どんどんチャレンジしてほしいと伝えたいです。