くらし 町の国民健康保険税率の改定見込みについてお知らせします

広島県の市町国民健康保険では、将来的に同一の所得水準・世帯構成であれば、県内のどこに住んでいても同一の保険税となる『保険税水準の完全統一』の実現を目指しています。現在、令和12~17年度の間での実現を目指して調整中です。

◇熊野町国民健康保険税収納必要額について
2月号「町の国民健康保険の診療費の現状をお知らせします」でお伝えしたとおり、国民健康保険の被保険者数は減少、1人あたりの診療費は増加しています。広島県の試算によると、令和7年度の1人あたりの保険税収納必要額(※)は、159,875円(表参照)となりました。今後も診療費は上昇すると見込まれ、令和12年度には、202,426円となる見込みです。なお、完全統一の目標年度を令和12年度(令和12年度に町見込額が県試算額に追いつくように)とすると、1人あたりの保険税収納必要額(町見込額)は、令和6年度を基準に毎年約5.7%上昇させる必要があります。

[表]保険税水準と1人あたりの保険税収納必要額

※保険税収納必要額…国民健康保険税として収納する必要がある金額のこと。納付金や保健事業などに要する支出金額の合算額から県支出金などの特定財源(収入)を減じて算出する。

◇熊野町国民健康保険税率の改定見込みについて
診療費の保険者負担分を賄うために、今後も保険税率を上げざるを得ない状況です。令和7年度における町見込額は、8,295円の負担増(表太枠部分)とする見込みとしています。
保険税率の改定については、4月号でのお知らせを予定しています。

問合せ:税務住民課保険年金グループ
【電話】820-5604