- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県熊野町
- 広報紙名 : 広報くまの 2025年7月号
■こまめな水分補給できていますか?
~健康のために水を飲もう~
7月に入り、気温も湿度も高くなり、熱中症を気にかける季節になりました。
熱中症予防で思い浮かぶのが「水分補給」。「水」は、私たちが生きていくために欠かせない存在です。
水分が不足すると、熱中症だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高まります。こまめに水分を補給する習慣を身につけ、健康に夏を過ごしましょう。
■ヒトの体の50~60%は「水」!
ヒトの体は、成人は55~60%程度、子どもは70%程度、高齢者は50%程度を「水」が占めています。
「水」は、私たちの体の中で、栄養素や代謝物の運搬や体温調節、血液やリンパ液を循環させるなど、生きるために大切な機能を保つ役割を担っています。
しかし、体内の「水」は、普段の生活の中での呼吸や排せつ、また、運動や入浴、睡眠で汗をかくことでどんどん減っていきます。
■こまめな水分補給がポイント
「のどが渇いたなぁ…」と感じているのは、すでに脱水が始まっている証拠です。
のどの渇きを感じてからでは遅い場合もあります。渇きを感じる前に、水分を補給することが大切です。
特に、運動やスポーツをしているとき、入浴、就寝時、飲酒中は、水分が不足しやすくなります。前後や途中でしっかりと水分補給をしましょう。
▽ポイント1
仕事などの合間でもすぐに水分補給ができるように、水筒を持ち歩こう!
▽ポイント2
食事には、水分を多く含む野菜や果物を取り入れるとGood!
▽ポイント3
時間を決めて水分補給!
アラーム機能が便利だりん♪
■水分補給のときに注意すること
ただ水分をたくさん摂ればよい、というものではありません。水分補給をするときの注意点に気をつけて、正しく水分補給をしましょう。
▽一気飲みやガブ飲みはNG!
一度にたくさんの水分を摂取しても、排せつ機能が追い付かないことがあります。そうすると、体内の塩分濃度が薄まり、脱水になる可能性があるので、一気飲みやガブ飲みはしないように気をつけましょう。
▽アルコールやカフェインに注意!
アルコールや、カフェインが含まれる飲料には、尿の量を増やし排せつを促す作用があります。
水分補給と思い、これらの飲料を摂取すると、かえって脱水につながる可能性もあります。
▽医師に相談を…
腎臓や心臓などの疾患を治療している人は、水分の摂取が制限される場合があります。
必ず、主治医に相談をして、水分を摂取するようにしましょう。
(健康推進課)