くらし いよいよスタート!食缶方式の全員給食!

■日本の学校給食の歴史と、町の学校給食の始まり
日本の学校給食は、明治22年に山形県の小学校で昼食を提供したことが始まりとされており、その後、昭和29年に『学校給食法』が制定され、学校給食は“生きた教材”として、子どもたちの教育に生かされてきました。

◇昭和59年2月小学校給食開始
町では、県営熊野団地造成以降の人口急増とともに給食実施を希望する声が大きくなり、昭和59年、当時はまだ全国でも珍しかった民間委託による希望選択制のランチボックス方式の給食が小学校で導入されました。

◇平成28年12月中学校給食開始
平成28年からは中学校でも同様の形態での給食の提供が開始されました。
そして、9月からは、“全員給食”や“温かい給食”を希望する声を受け、さらなる食育の充実を進めるため、児童生徒全員への食缶方式での給食の提供を開始します。

学校給食費(令和7年度)は、物価高騰の影響による保護者負担の軽減のため、一部を町が負担することとし、以下のとおりとします。
[1食あたりの給食費]

■食缶方式の全員給食への期待
◇本町の宝である子どもたちの健やかな成長を願って(町長三村裕史)
41年前に希望選択制によるランチボックス方式の学校給食を開始して以来、町民の皆様から温かい給食を希望する声が多く寄せられるなか、その期待にお応えすることができ、大変嬉しく思います。
町では、町民の誰もがいつまでも幸せに暮らしていけるよう、本町の未来を担う子どもたちが健やかに学び暮らせるまちの実現に取り組んでまいります。引き続き、皆様方のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。

◇学校給食を「生きた教材」としてさらなる食育を推進(教育長平岡弘資)
これまでの希望選択制による学校給食提供にご尽力いただいた皆様に感謝いたします。
食缶方式では、子どもたちが給食当番でお互いに給食を注ぎ分け、同じ献立をみんなで食べ、楽しくて学びの多い給食時間を協力して作り上げることが大切です。こうした食育がさらに充実したものとなるよう取り組んでいきたいと考えています。保護者や地域の皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。
(教育総務課)