しごと 親しまれる場所を目指して ~こいもさん開業準備中~ 地域おこし協力隊

■豊北地域 齊藤輝向隊員
50年間暮らした京都を離れ、豊北町の豊かな自然と人の温かさにひかれて昨年11月に地域おこし協力隊として着任しました。地域を歩き、景観や食材、人に接する中で、この町の魅力を改めて実感する毎日です。
着任して半年が過ぎた現在、地元の皆さんと譲り受けた空き家のDIYワークショップを重ね、飲食店と民宿の開業を目指してリノベーションに取り組んでいます。オープンはもう少し先ですが、地域の皆さんとお話する中で店の名前だけは決まりました。名付けて「こいもさん」。京都では里芋のことを親しみを込めてこう呼びます。誰からも気軽に声を掛けてもらえるような、多くの人が集う温かな場所にしたいと考えています。
この「こいもさん」を拠点に、これまでの人生で培った技術や経験を生かしながら、地域の皆さんと空き家再生に取り組み、まだ知られていない豊北の食材や魅力を広く発信していきたいと思います。