- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県下関市
- 広報紙名 : 市報しものせき 令和7年11月号
■空きスペースがまちを動かす
皆さんは、体育館や公民館など、市の施設を一度は利用したことがありますよね。でも、民間企業の施設はどうでしょう?
今回は蛍遊苑長府製作所記念館、やまぎん史料館、下関南部町郵便局で「空きスペースを有効利用している」という噂を耳にし、実際に取材しました。訪れてみると、どの施設でも個人や地域コミュニティー主催のイベントがあり、噂は本当でした!
蛍遊苑の藤吉充館長は「春秋は予約が多いです。1年先の予約も既にあります」と話してくれました。やまぎん史料館の村田敏彦館長は「皆さんに気軽に利用してほしい」と笑顔で語ります。南部町郵便局での写真展を企画する村田武司さんは「普段、写真展に興味を持たない方にもご覧いただきたい」と期待を込めます。
こうした施設の有効利用は、利用者にとっては歴史情緒あふれる場所での特別な体験になり、観覧者も見込める。管理者にとっては、空きスペースが華やかになり、建物が生きる。これって地域ににぎわいが生まれているってことでは?!空きスペースの可能性を肌で実感しました。
市立大学SCU 地域魅力拡散し隊
・田上真帆さん
・辻 梨世さん
